簡易製本の中で最も安価でできるのが平綴じです。会議の資料や簡易の報告書などのほかに白いクロスを巻いて契約書にする場合があります。
では、平綴じの長所・短所を挙げてみましょう。
中綴じの長所
- 他の綴じ方と比較して安価である。
- 数量が少ない場合、短納期で対応できます。
- 表紙と本文・扉など違う用紙でも製本可能です。
- 特殊なサイズや縦横方向も自由です。
中綴じの短所
- 製本の厚さに限界があります。(弊社では表紙を含め80頁まで)
- 針2本で綴じますので、針より内側は見ることができません。
- 背文字が入れられない。
- 針2本が露出している。
予算がない・納期がないときは「平綴じ」がおススメです。
「契約書」について
平綴じにの針から背にかけて白いクロスを巻ます。これはクロスと用紙の境目に割印をおすためです。
次回は「製本方法の選び方 上製本」です。