一口に製本と言っても多くの種類があります。無線綴じ・中綴じ・平綴じ・あじろ無線綴じ・上製本などなど
では、どうやって製本方法をを決定すればよいのでしょうか・・・
まずそれぞれの長所・短所を挙げてみましょう。
無線綴じ
簡易製本の中でも最もポピュラーな製本方法が無線綴じです。教科書や文庫本などで誰もが手に持ったことのある製本方法です。
- 無線綴じの長所
- 分厚い冊子の製本が可能(弊社では50mm 1000頁程度まで)
- 頑丈で繰り返しの使用や長期保存が可能
- 表紙には色々な用紙が使用できます。
- 表紙にPPを貼ったり、カバーを付けてグレードアップができます。
- 境界紙(トビラ)を入れたり、厚さの違う紙を製本できる。
- 背文字を入れることができる。(60頁上質紙70kgで約3mm)
- 1枚2頁単位で増減可能です。
- 無線綴じの短所
- 綴じた側を見開きにすることができない。綴じ側に隠れてしまう部分ができてしまいますので、少なくとも10mmできれば20mm程度の余白が必要になります。
冊子印刷ドットコムでは最大A4サイズから最小B6サイズまで製本可能です。
製本方法が判らない時はまず「無線綴じ」から考えましょう。
次回は「製本方法の選び方 中綴じ」です。