簡易製本の中で安価でかつ短納期でできるのが中綴じです。週刊誌など背に2本の針を入れる中綴じが一般的ですが、学校のテストなど、針を入れないのも中綴じの一種です。
では、中綴じの長所・短所を挙げてみましょう。
中綴じの長所
- 無線綴じと比較して安価である。
- 無線綴じは丁合してから表紙を巻きますが、中綴じは本文表紙を一度に製本しますので、比較的に短納期です。
- 表紙と本文は違う用紙でも同じ用紙でも製本可能です。
- すべてのページを見開きで見ることができます。
- 1枚4頁単位で増減可能です。
中綴じの短所
- 製本の厚さに限界があります。(弊社では表紙を含め80頁まで)
- 針2本で綴じますので、繰り返しの使用や長期保存には向きません。
- 背文字が入れられない。
- 4頁単位の増減なので、扉などが入れにくい。
冊子印刷ドットコムでは最大A4サイズから最小B6サイズまで製本可能です。
予算がない・納期がないときは「中綴じ」がおススメです。
次回は「製本方法の選び方 平綴じ」です。