中綴じ(中とじ)
製本の方式の一種で、1枚で4pの本文を開いた状態の紙を重ね、中央部分を針金(ステッチ)で綴じる製本方法。
本文を重ねて二つに折るため、ページ数の多いものには向いていない。またその状態で断裁をするので、ページ毎に紙面の広さが変わり、内側のページほど面積が狭く、外側のページほど広くなる。
中綴じ(中とじ)の製作実績
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- 絵本
- 中綴じ
- B6
- 本文24ページ
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- テキスト
- 中綴じ
- A4
- 本文36ページ
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- 作品集
- 中綴じ
- A5
- 本文32ページ
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- メニュー
- 中綴じ
- A4
- 本文12ページ
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- 診察券
- 中綴じ
- 91×128 mm
- 本文4ページ
中綴じ(中とじ)の特徴
- ノド部分(綴じ側)まで開いて見ることができる。
- 本を開いた状態で置く事ができる
- 無線綴じより安価に仕上げることができる。
- 二つ折りした本文を重ねて綴じるのでページ数は4の倍数になる。
中綴じ(中とじ)をよく利用される冊子
中綴じ(中とじ)の強度について
針金で綴じられてあるので一定以上の強度があるが、ページ数が多くなると針金への負荷が大きくなり、はずれやすくなります。
冊子印刷ドットコムでは中綴じの場合、最小4 p単位で紙を変えたり、ページを増減することができます。
針で綴じない針なし中綴じや、4の倍数にならなかった場合に2 p分のペラを指定されたページの間に入れることもできます。