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スタッフ日記

“おくづけ”って何?

【メルマガNEWS冊子コム】2014/10/14


突然ですが、時代劇の「大岡越前」が好きでした。

2011年7月16日のスタッフ日記

3年前(2014年から見て3年前です)に水戸黄門の最終回について書いた↑このスタッフ日記でも書きましたが、

子どもの頃苦手だった時代劇を「好き」になったきっかけは加藤剛が主演を務めた「大岡越前」でした。

いつの間にか最終回を迎えてしまっていた「大岡越前」ですが、最近BSでリメイクされていることを知り、先日見ることができました。

昨年からリメイクはされているみたいで、今期始まったのは第2部とのこと。

主演は少年隊の東山紀之。タイトルも「大岡越前2」となっていました。



ドラマ自体は今風と言うか、脚本や演出、演技などが妙に軽く感じてしまいました。

(批判ではありません。脚本や演出はあくまで個人の趣味の問題だと思っています)

ヒガシはヒガシでありなんですが、やはり自分の中では「大岡越前」は加藤剛です。

東山紀之と言えば、「必殺!仕事人」の主役も務めていましたね。


久々に「大岡越前」を見て、何となくネットで「大岡越前」を検索してみました。


「大岡越前」と言えば、「三方一両損」などのいわゆる“大岡裁き”が有名ですがこのあたりはほとんどが創作または、他の人の実話がいつのまにか「大岡越前」のものとなっていたようです。

実際の「大岡越前」は「暴れん坊将軍」こと徳川吉宗のもと「享保の改革」において都市政策や、町政改革などもを行ったことでも有名です。

町火消組織を「いろは四十七組(のちに四十八組)」の小組に再編成なども行ったそうです。

ほかにも色々改革に尽力しているようですが、調べていて気になったのが、今回のテーマとして取り上げた「奥付」です。

「奥付」は「大岡越前」が義務化させたことで一般化したそうです。


「奥付」とは、分かりやすく言えば本の情報(書誌事項)のことであり、書籍の素性を明らかにさせるものと言えます。

今は義務化はされていませんが、江戸時代には横行していた偽板(海賊版)が統制され、版元書店の出版権が明確になったそうです。

この仕事を始めたころ、「奥付」なんて言葉も知りませんでしたが、冊子の最後に“印刷所”として自分の会社の名前が載ることに“誇り”と言うか“責任感”のようなものを感じたことを覚えています。



PS.今もその“責任感”のようなものを持って仕事をしています。



発行責任者 : 西尾 直哉(株式会社春日/冊子印刷ドットコム)


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