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印刷・製本コラム

くるみ製本は自分でもできるの?業者に依頼すべき?

開いた本

本を作りたいと思ったときには、やはりまずはできるだけコストをかけたくないと思うものです。
そしてコストをかけずに製本するにはどうすればよいのか、という問題にぶつかります。
コストを下げるために自分で作るのか、業者に依頼するのか、やはり気になると思います。
特に、くるみ製本のような特殊な製本方法というのは、自分でできるものなのかと疑問に思われると思いますので、自分でくるみ製本を行うメリット・デメリット、必要な道具などをご紹介していきます。

自力でくるみ製本をするメリットは?


自力でくるみ製本で冊子を作成するメリットは、やはり製本が完了するまでの締切を自由に設定できるということです。
そしてコストを抑えられることです。

また、パソコンなどを使用してデザインをするのが得意な人であれば、デザインを自分の好きなように、こだわりを持って作成したり、加工できます。
製本をして冊子を作りたいというだけでなく、冊子を作ることそのものを楽しみたいという方は、自分で時間をかけて、製本するのも良いかもしれません。

自分でくるみ製本をするデメリットは?


くるみ製本で冊子を作るデメリットは、やはり全く製本に関する知識のない人にとっては難易度が高いということです。
例えば、専用の接着剤を使用しないためにうまく留められなかったり、ページがずれてしまったり、さらにページの大きさがバラバラになってしまって表紙がきれいに貼り付けられないということもあります。

つまり、素人が知識や経験もなく、くるみ製本で冊子を制作するとどうしても見た目が不格好で、安っぽいイメージになってしまいます。
もちろん、1冊だけ作成するのであればまだしも、何冊も作成するのであれば、時間も手間もかかるうえに仕上がりがバラバラになりますので、メリットはあまり大きくはありません。


くるみ製本で冊子を自分で作る方法は?


自分でくるみ製本で冊子を作るときにはどのような道具が必要なのでしょうか。
製本自体は、やり方をしっかりと知っていて、経験があれば素人でももちろん可能です。

作り方の手順ですが、まずは印刷をした本文のページを準備して、できるだけズレが生じないように重ねてクリップで留めます。
そして背表紙部分に切り込みを複数入れて、そこに接着剤を塗って、背固めします。

そして次に表紙を作って表紙、背固めをした本文を接着していきます。
表表紙と背表紙、そして裏表紙との3つの面を表紙の紙で綴ると完成です。

文字だけで見ると、とても簡単で誰でも作れるような気がするかもしれません。
しかし、しっかりときれいな仕上がりになるように冊子を制作したいと思うのであれば、とても試行錯誤しなければなりません。
そしてなにより、手先がある程度起用でなければなりません。

無線機械

プロにくるみ製本を依頼するメリットは?


プロに製本を依頼することによるメリットは、なんといっても仕上がりがきれいだということです。
プロに製本を任せることで、市販されている本と同じでとてもきれいな仕上がりになります。

業者に任せることで、自分はなにもしなくて良いです。
そして納期を設定しておけば、その納期に合わせて間違いなく納品してくれますので、いつまでに冊子を手元に準備したいというのであれば予定を組みやすくなります。

プロが行うくるみ製本による冊子の作り方は、とてもシンプルです。
折り丁を重ねて背表紙部分をのりで綴じていきます。
中綴じのように中心の折り目を重ねるのではなく、折り丁と折り丁とを上に重ねていきます。
そして専用の接着剤を使用しますが、接着剤がよりしっかりとまんべんなくつくように、用紙の背部分を削り、あえて粗くします。
そして接着剤をつけて固定したうえで、表紙でくるんで貼り付けます。

プロの製本も基本的には自分で製本をするのと仕組みは同じです。
しかし、使用する接着剤が違いますし、用紙を重ねるときにはミリ単位で微調整してきれいに仕上がるようにします。

また、オンデマンド製本機など専用の機械があれば、より短時間できれいな製本を実現することができます。
製本というのは数多くの種類がある中から、求めているクオリティ、冊数などあらゆる条件を基準に選択していきます。

自分でくるみ製本を選んでみたものの、実際には中綴じの方がきれいに仕上がるはずだった、手間もかからなかった…
そのようなこともあり得るわけです。

手間をかけたうえに仕上がりはイメージ通りにならなかった、というのは残念ですよね。
そういったことを考えると、やはりプロにくるみ製本を依頼するというのが良いと思います。

ただし、自分で製本をする時と比較すると、やはりコストはかかります。
そのコストを考慮したとしても、プロに依頼する価値はあると思いますよ。

くるみ製本でよりきれいに、本格的な冊子を作成したいと思われるのであれば、自分で作成するのでは限界がありますので、その点についてはしっかりと覚えておいてください。

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