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印刷・製本コラム

糸かがり綴じの歴史って?和本はいつから作られるようになったの?

わぼn

和本というのは、和紙を和綴じにして制作している本をまとめてそう呼びます。
和本というのは様々な形状のものがありますし、仕立ても違ってきます。
代表的なものとしては、四つ目綴じ、折本、巻物、巻子本、判取り帳、などがあります。
本文の折りに関しては、基本的には袋とじと呼ばれており、二つ折りの山を小口側にした仕立てとなっています。
紙の表しか見れない構造になっています。

和綴じにはどんな名称、部位があるの?


糸かがり綴じをはじめ、和綴じはいくつかの部位によって構成されています。
表紙があって、その表紙の題名を書くために使用する短冊のような紙です。
そして天、地、小口、背、かがり糸、かどきれ、見返し、袋とじ、本文紙です。

四つ目綴じは、糸が4本わたっている綴じ方で、最も基本的な形になります。
康煕綴じは、康煕帝が推奨されたものと言われており、康煕字典もこの綴じ方が使用されています。
亀甲綴じは、亀の甲羅のような模様をかたどった特徴的な綴じ方です。
麻の葉とじは、麻の葉の模様になっている綴じ方で、葉脈のように見えます。 続きを読む>>

俳句集を自分で作ってみたい!糸かがり綴じがおすすめの理由は?

俳句

俳句集や詩集、歌集などを作りたい!
そのように思われている方も多いと思います。
これまでに趣味で書きためておいたものがあり、それをちゃんとした状態にしてから残していきたいと思うのも分かります。
しかし、どのように作れば良いのかがわからずに結局そのままにしてしまっている方も多いのではないでしょうか。

それでは、これまでにたまっている俳句集、詩集といったものの作り方についてご紹介していきます。

俳句集などの作り方って?


俳句集や詩集などを作ろうと思った時にまず必要なのが元となる現行です。
データでも良いですし、もちろんアナログでも良いです。
製本のために原稿を作る工程からスタートします。

そこから業者に依頼したり、または自分で印刷をして製本するという流れになります。
やはり、原稿作りは最も重要な作業ですし、丁寧に、そして慎重に行わなければなりませんので、覚えておいてください。 続きを読む>>

糸かがり綴じは強度が高い?どんな製本におすすめなの?

ぶあつ

製本をする時の綴じ方というのは、とても多くの種類があります。
中でも、教科書、絵本などに使用される製本方法についてご紹介します。
教科書、絵本というのは強度が高くなければならないので、強度の高い製本を行いたいのであればとてもおすすめです。

平綴じ


この平綴じというのは背表紙の端から数センチ程度余白をあけます。
そしてホチキスを使用して数箇所留めるという方法になります。
中綴じは背の中心部分を留めるのですが、平綴じは背の近くにある側面を留めるのが特徴です。

ホチキスが隠れるように表紙部分を巻き込むタイプと、ホチキスをそのまま見せるタイプの2種類があります。
分厚いプレゼン資料、40ページ前後の契約書といったものに見られるまかないタイプの平綴じは、機械を使用して印刷をしてから綴るまですべて製造できますので、納期も短くすみ、価格も抑えることができます。
また、強度を強めるためにホチキスで留める前の段階で、背面を接着剤で固めることもあります。
使用されている冊子に巻きありなのであれば、学校の教科書や契約書におすすめです。
巻きなしの場合には会社の資料や取り扱い説明書がおすすめです。 続きを読む>>

糸かがりにも種類がある!あんな和綴じやこんな和綴じ

糸

糸かがり綴じといえば、やはり和風なイメージが強いです。
この、和綴じは自分で行うこともできます。

自分で作る本作り方法ですが、糸かがりに然り、和綴じにおいてまず覚えておくべきなのが四つ目綴じです。
この四つ目綴じというのは、穴が4つあるために四つ目と呼ばれています。
本の大きさによって穴が変わることもあるのですが、基本的には4つです。

四つ目綴じの穴あけの方法、そして穴の間隔についてご紹介します。
自作の本作りというのは、基本的には穴あけからスタートします。
表と中の紙のずれが起きないように、正確にしっかりと合わせます。

そして文字の方向が間違っていないというのを確認してから穴を開けていきます。
穴あけの間隔は神の端っこから1.5cmほど内側に入ったところにまず1つです。
そして反対側の端っこから動揺に1.5cm入った部分に穴を開けます。
その間にある部分を3等分したところに穴を開けて、穴はまっすぐになるようにしてください。
分厚いと力を入れなければ穴があかないので、怪我をしないようにしてください。

穴を4つすべて作ったら、糸と針を穴に通していきます。
そしてとじ付けを行います。
とじ始めは中の紙の中央部分から針を入れていきます。
最初のうちは、上に針を出して、本の背面になる部分に糸を渡します。
そして下の穴、その上の穴へと戻ります。 続きを読む>>

糸かがり製本のメリットは?意外とファンが多い理由

わとじ

糸かがり製本というのはいわゆる和綴じと呼ばれるものです。
日本の古い書物などに使用されている、学術の歴史感が漂う製本方法になります。

文芸全集などのように分厚い書籍を作成するときには、この糸かがり製本という製本方法がおすすめです。
この製本方法の特徴は、読みたいページを開いたままにしておくことができますし、何度でも繰り返し読んだとしても背が膨らまないというとても頑丈な製本方法なのです。

日記、歌集、同人文集といったどうしても分厚くなってしまいがちな書籍に対しては糸かがり製本が適しています。
また、糸かがり製本は見た目もとても印象的で、歴史や郷土史のように歴史にまつわる書物を作成する時には最適です。
和の雰囲気を醸し出し、なおかつ耐久力が高いというのはとても魅力的です。

近年、この糸かがり製本をはじめ、和綴じ人気が再燃しています。
文具ショップなどをみてみると、この和綴じタイプの書籍をよく見かけるようになりました。

そもそも和綴じというのは、もともとは中国発祥の製本技術です。
日本には平安時代に伝わってきたとされており、独自の発展を遂げました。

印刷技術が入ってきたのは江戸時代で、この江戸時代に和綴じが特に発展しました。
明治になってからも、安価な洋紙が使用されるようになりましたが、学校の教科書などは和綴じのままでした。
時代がたつと、綴るという技術そのものが色々な形に変わっていきましたが、現在でも経本をはじめ、様々な場面でこの和綴じが用いられています。

この和綴じですが、和紙を使用したものが多いですが、もちろん和紙を使用していなくても和綴じとよべます。
和綴じとはいっても色々なタイプのものがありますし、基本的なものは四つ目綴じですが、その他にも亀甲綴じなど色々なものがあります。 続きを読む>>

冊子の背文字はどのように作成する?背幅の計算方法は?

本本

冊子印刷のデータを作成する上でで意外と的難しいのが「背文字」の作成です。
冊子の背文字を作成するにはまず背幅の計算をしなければいけません。
背幅とは本の背文字のある部分の“幅”のことです。
この背幅の計算は一見難しいように思いますが、実は単純な計算式で「紙の厚み×紙の枚数」になります。

ただし紙の厚みは当然紙の種類によって異なるので、それを知らないと計算することはできません。
背幅の計算を間違えてしまうと冊子に対して背文字のバランスが悪くなります。
背幅を太く間違えると、スペースが空きすぎて文字が小さく感じるし、逆に背幅を細く間違えると、表紙の面に文字がはみ出すなんてことになってしまいます。

実際の背幅の計算式


背幅は「紙の厚み×紙の枚数」で決まると言いましたが、ここでいう「紙の枚数」とはその冊子のページ数÷2になります。用紙1枚で両面2ページの計算です。
では本文によく使われる上質紙で計算方法を紹介したいと思います。

上質55kg 紙厚0.077mm×ページ数÷2
上質70kg 紙厚0.095mm×ページ数÷2
上質90kg 紙厚0.121mm×ページ数÷2

上質70kgで60pの場合、紙厚0.095mm×60p÷2と言う計算式から「2.85mm」という背幅が出てきます。
実際データを作成するときはこの背幅に入る大きさのフォントで背文字を作成します。 続きを読む>>

学園祭パンフレットやポスターの作り方

学祭

高校や大学などでは文化祭が行われます。
この文化祭や学園祭では、パンフレットを作成したり、ポスター、横断幕などを制作することも多いです。
このようなパンフレット、ポスター、横断幕を印刷会社において作成するというのも増えてきています。

手作りも良いのですが、印刷会社に発注をすることで、しっかりと雨風にも絶える強い横断幕を制作することができます。

文化祭のポスターや横断幕、パンフレットを作成する方法というのはとても簡単です。
ポスターを作成する場合には、原稿となるものを作成したうえで、スキャン等でデータにして、印刷会社に持ち込みます。
あとは印刷をしてもらいます。

また、手書きの原稿を印刷会社で拡大印刷してもらいます。
すべての原稿をパソコンで作成してから、データで入稿するという方法も手軽です。

パソコン、スキャナーを持っておらず、手書き原稿で作成する場合には、印刷会社に直接手書きの原稿を持ち込むか、もしくは郵送となります。
この場合にはどうしても郵送等の時間がかかりますので、前もって時間に余裕を持ったうえで投函してください。
もちろん急ぎの場合には直接持ち込みでもOKです。 続きを読む>>

糸かがり綴じってなに?どんな時に使える綴じ方なの?

糸

製本をするときには、まずは仕様を決定しなければなりません。
この本の仕様を決定する場合には、本が持つ基本的な性能、そしてコストといった色々な要素をしっかりと考慮しておかなければなりません。
本の内容が文字がメインなのか、イラストなのか写真なのかによって製本方法も違ってきますし、用紙の種類もまた違ってきます。

用紙の選択というのは最も適した綴じ方を決定するために重要なポイントになってきます。
さらに、全体のコストも無視できませんよね。
本を作ると決まった段階から、どうして本を作るのか、そしてそのコストなどを考慮したうえでどのような仕様にするのかを判断しておかなければなりません。

そして、本の強度、耐久性などに大きく影響してきますので、その違いについてしっかりと理解しておかなければなりません。


糸かがりって?


糸かがり綴じというのは、1冊の本の巻頭から、そして巻末までの折り丁をすべて1本の糸で縫い合わせていきます。
本の判型、綴じ機の種類によっては綴る箇所が増えたり減ったりするのですが、A4の場合には6箇所ほどを綴ることになります。
糸が切れてしまったり、紙が破れたりしなければページがボロボロと落ちてしまうこともありません。

それぞれのページは綴じ糸によって固定されています。
しかし、下固めの段階で接着剤が塗布されています。
この接着剤に、ページをしっかりと固着させるような働きはありません。

隣接している折り丁同士を接着したり、針穴から浸透指定行った綴じ糸を固定して、糸が緩んでしまうのを抑えます。
針穴から浸透していった接着剤は糸を固定させ、開くたびに糸がゆるむのを抑えます。 続きを読む>>

フォトブックにPUR製本が選ばれるのはどうして?メリットや特徴を教えて

写真

このPUR製本は、PURという特殊な糊を使用した無線綴じ製本になります。

PURは、Poly Urethane Reactive Hot-melt Adhesiveです。
つまり、ポリウレタン 反応系 熱溶融 接着剤という意味になります。

PURは、水に反応するという性質を持つポリウレタンを素材にしているゲル状の接着剤で、空気にふれることがないようにパックされています。
接着するものに対して塗布すると空気中に含まれている水分に反応します。
そして硬化していきます。

硬化反応が終了すると接着力の極めて高いフィルムになります・
PUR製本では、本文を無線綴じにする時には背の部分に製本糊を使用しますが、その時にPURを塗布します。

PURの特性や使用するメリット


従来の無線綴じの場合には、エチレンビニルアセテートを素材として使用しているホットメルト接着剤が使用されてきました。
PURは製本糊としての歴史がとても浅い接着剤なのですが、これまでのホットメルト糊にはまずない非常に優れた特性を持っています。
やはり、まずは接着力が強いということです。 続きを読む>>

PUR製本ってどんな製本方法なの?

ぱらぱら

PUR製本というのはまさしく次世代の製本方法だといえます。
印刷とひとまとめにしても、印刷をするのはあくまで製本という流れの1つの行程です。
この製本における行程ですが、製本も進化をし続けています。

一般的だった中綴じ、無線綴じ、平綴じなど、そして並製本や上製本を利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
そして、PUR製本という製本方法もあります。

PURって?


このPURというのはどのような意味があるのでしょうか。
PURは、Poly Urethane Reactive Hot-melt Adhesiveの略称です。
反応性ポリウレタン系ホットメルト接着剤をさします。

このPoly Urethane Reactive Hot-melt Adhesiveは、印刷業界だけではなく建築用パネルや自動車内装材といった分野においてはとても広く使用されています。
そして、近年になって製本糊としても使用されるようになりました。

PUR製本は、一般的な製本糊でもあるエチレン酢酸ビニル、つまりホットメルトに比べて、開きが良い本を作れるのはもちろん、非常に丈夫で長持ちする本を作れます。
さらに環境に優しいといった様々なメリットがあり高く評価されているのです。

特にヨーロッパにおいては広く普及しており、ホットメルトに代わる製本糊としての主流になっています。
これまでページ数が多いためにハードカバーでなければ製本できなかった本も、PUR糊を使用した並製本にすることができるようになっており、短納期、コストダウンを実現できるようになっています。 続きを読む>>
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