くるみ製本(くるみ綴じ)
くるみ製本(くるみ綴じ)とは
表紙と本文を別々に印刷し、ページ順に並べた本文の背に刻みを入れ、糸や針を使わずに強力な合成のりで表紙と接着する製本方法です。
くるみ製本の名前の由来は製本方法からきており、本文を表紙でくるむように取り付けるところから「くるみ製本」と名付けられました。
また糸や針(線)を使用しない製本方法であるため「無線綴じ」とも呼ばれています。
くるみ製本(くるみ綴じ)に適した
ページ数・サイズ・用紙の種類
最少ページ数/最大ページ数
最少は2p(1枚)から綴じることは可能ですが、背に入ったのりが少し膨らむので数冊重ねただけで冊子が大きく反り返ってしまい、仕上がりに影響が出ることがあります。ページ数が厚くなればなるほど、きれいな仕上がりになります。
最大は背幅100mm(10cm)程度まで表紙をつけることが可能です。
本文用紙が上質55kgの場合、紙厚が0.077mmなので1300pくらいまでなら製本できる計算になります。
最小サイズ/最大サイズ
くるみ製本は表紙を取り付けた後、綴じ位置以外の3カ所をきれいに断裁して仕上げるため、最小サイズとしては1cm四方の冊子を作ることも可能です。
最大はA3サイズの冊子を綴じることも可能です。
(A3サイズは用紙や印刷の方法、部数など仕様によっては出来ない場合があります。)
表紙に使う用紙
紙種としては上質紙や色上質紙で、110kgか135kg程度の厚みが最もよく選ばれています。
(色上質紙の場合は特厚口か最厚口になります。)
またカラーで印刷される場合はコート紙またはマットコート紙を利用されることが多く、厚みは同じく110kgか135kg程度の厚みがよく選ばれます。
もう少し厚くしたい場合、アートポストなども人気の用紙になります。
おススメは色上質紙最厚口
本文に使う用紙
本文がモノクロで文字が中心の冊子の場合、上質紙がおススメです。
カラー印刷の場合はコートかマットコートが一般的です。
厚みは70kgが最もよく利用されています。
用紙や印刷の内容によっては裏面が透けて見えることがあり、それを嫌うお客様は90kgや110kgの厚みを利用されることもあります。
また紙自体に少し淡いクリーム色がついていて裏が透けにくい書籍用紙も本文として使用されることが多いです。
おススメは上質70kg
くるみ製本(くるみ綴じ)のメリット・デメリット
くるみ製本(くるみ綴じ)のメリット | くるみ製本(くるみ綴じ)のデメリット |
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くるみ製本(くるみ綴じ)は
こんな冊子にオススメです
報告書、論文、紀要、カタログ、会誌、問題集、予算書、議案書、文集、句集、自分史、同人誌、写真集、議案書、予算書などさまざまな冊子に使われています。
報告書
論文
カタログ
文集
写真集
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手書きの場合、色付きのペンや鉛筆などは印刷時にかすれたり、全く出ない(印刷されない)場合があるので注意してください。 - 写真濃度を適正な濃度に変換冊子印刷ドットコムでは写真の濃度を印刷に適した濃度に調整をしています。
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入稿の流れ
対応ソフトウェア
Windows
メーカー | アプリケーション | バージョン(日本語版) |
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Adobe | Illustrator | CS CS2 CS3 CS4 CS5 CC |
Photoshop | CS CS2 CS3 CS4 CS5 CC |
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InDesign | CS CS2 CS3 CS4 CS5 CC |
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PDFX-1a PDFX-4 | ||
Microsoft | Word | 2003 2007 2010 2013 |
Excel | 2003 2007 2010 2013 | |
Power Point | 2003 2007 2010 2013 |
Macintosh
メーカー | アプリケーション | バージョン(日本語版) |
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Adobe | Illustrator | 5.5 8 9 10 CS CS2 CS3 CS4 CS5 CS6 CC |
Photoshop | 7 CS CS2 CS3 CS4 CS5 CS6 CC |
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InDesign ※ | CS CS2 CS3 CS4 CS5 CS6 CC |
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