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スタッフ日記

印刷オペレーターを悩ますやっかいなやつ

今回は2014年11月26日のメルマガバックナンバーです。
印刷オペレーター対自然現象に関して。。。


【メルマガNEWS冊子コム】2014/11/26



昨日今日と奈良は久々の雨でした。

乾燥しやすいこの時期の雨は乾いた空気を潤すありがたい面もあります。

空気が乾燥すると何かに触れた時に“ビリッ”とくる「静電気」が発生します。

実は印刷機にとってこの「静電気」は非常にやっかいなやつなんです。

静電気


これはコピー機でも同じですが、静電気で紙がひっついて出ると機械は「二枚」を検知して止まります。

止まるだけでも面倒ですが、タイミングが狂うとローラー部分に紙が巻き上がってしまいえらいことに。

すぐ発見して取り除くことができれば、被害は最小限で済むのですが、ローラー部分はオペレーターが印刷時にいる場所からは見えないため気づかずにそのまま印刷を続けてしまうこともよくあります。

そうすると気づいたときには、紙がバラバラになってローラー中にこびりつく大惨事に。。。

しかもインクの付いたローラーにインクまみれの紙が巻き付いているのでそのままでは全てを確認することはできません。

奥のローラーに巻き付いてしまうとローラー全てを外さないとバラバラになった紙を取り除けません。

この作業が印刷オペレーターにとってはすごく憂鬱な作業なんです。

10本近いローラーを外しながら、巻き付いた紙を除去する。

パズルのように全てのパーツが揃うまで続きます。

もちろん手はインクまみれ。機械も無駄に汚れます。


ようやく全てを取り除き片付けをして手を洗った時には大きな仕事を終えたかのような疲れがドッと出てきます。

ちょっと一息入れて、気を取り直して再スタート。

しかし、あのやっかいなやつはまだ機械の周りに存在しています。


運が悪いときは再スタート直後にまた紙が巻きついてしまうことも。。。

そのほかにも排紙部で紙が揃わなかったり、巻き上げたりして印刷汚れの原因になったりもする「静電気」は本当にやっかいなやつなんです。

そんな静電気と格闘しながら今日も印刷機は回っています。



発行責任者 : 西尾 直哉(株式会社春日/冊子印刷ドットコム)



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