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印刷・製本コラム

自分で作る冊子のクオリティを高くするコツは?

読む人

写真集や小説、漫画にアルバムなど自分で刷新の自分で印刷をしたい!
そのように思われる方が増えてきています。
ただ、誰でもすぐに、なにも参考にせずに冊子を作れるのかといえばそうではありません。
冊子印刷はそれほど簡単ではありません

これから、人生で初めて冊子を作成する、という方に役立つ基礎的なポイントをご紹介していきます。

製本の方法と種類をチェック


まず製本とはいっても色々な方法があります。
主に上製本、並製本があります。
さらにそこから中綴じ、無線綴じが多く使用されています。

この綴じ方によって、加工の方法やデータの作成時に気をつけておくポイントもまた変わってきます。
自分がどのような冊子を作りたいのか、ということを決めるうえでも、中綴じにするのか、無線とじにするのかをまず初めに決めておきましょう。

綴る方向はどっちが良い?


綴る方向は、左綴じもあれば右綴じもあります。
この綴じる方向というのは、文字をどちらの方向に並べるのかによって変わってきます。
文字の流れに沿うようにするというのが基本です。

文章や視線が左から右で、上から下へと流れていくのであれば左綴じにするととても読みやすい冊子になります。
ただ、これはあくまでも基本的には、ということですので一切異なる綴じ方をするのもOKです。

一般的には縦書きが右綴じ、横書きが左綴じで作成されます。
マンガや写真集なども右綴じで作成されることが多い冊子です。


知っておくと役立つ用語


冊子印刷では製本、データの作成において専門的な用語がたくさんあります。
すべてを覚えるといのはとても大変なことです。
データの作成や印刷会社に対して発注する時に使う用語をいくつかご紹介します。

「製本サイズ」
製本サイズというのは、冊子の作成において最終的にその冊子がどのくらいの大きさになるのかというのと表しているのが製本サイズです。

「仕上りサイズ」
サイズとしては製本サイズと同じ意味なのですが、データの作成から裁断などの一連の工程において、製本する時の範囲を指します。

印刷会社では、最初から製本サイズの用紙に対して印刷をするのではなく、全紙という大きな紙にデータを印刷して、そこから必要のない部分を削っていき、希望している製本サイズに仕上げていきます。

「塗り足し」
紙面の端まで絵柄、画像がある場合には裁断による誤差で仕上がりサイズのなかに白場ができてしまうのを防ぐうえで、作成データは仕上がりサイズよりも大きくしておくのが基本です。

仕上がりサイズの外側部分に設ける部分のことを塗り足しと予備、仕上がりサイズに塗り足しをプラスしたサイズのことを塗り足しサイズといいます。
おおよそ3mm程度とっておくのが一般的です。

「カラーモード」
カラーモードというのは色をどのように表現するのか、表現方法のことです。
RGBカラーとCMKYカラーがありますが、RGBカラーはディスプレイなどの光で色を作り出すモードです。
CMYKカラーは印刷によって再現できるモードです。

RGBカラーとCMYKカラーで比較をするとRGBの方が色証言領域がとても広く、CMYKの場合にはすべて再現できない領域がありますので、印刷用データはCMYKで作成するのが基本となります。


ページの数え方


また、用語ではありませんが、ページの数え方を把握しておきましょう。
印刷会社に注文をする場合には、希望している製本方式はもちろん、サイズ、用紙、ページ数など色々な仕様を細かく伝えておかなければなりません。
そうしなければ希望している冊子にすることはまず不可能です。

ページ数は、基本的に総ページ数のことです。
表紙周りと本文ページ数のすべてを併せたものが総ページ数となります。

ページ数の数え方を誤ってしまうと、注文内容とデータの数とがきれいに一致しないので、印刷会社となんども打ち合わせをし直さなければなりません。
最悪の場合には納期が遅れてしまうこともありますので、必ずチェックしておいてください。

また、ページ数には印刷を一切しない白紙ページも含まれます。
ページ毎のデータ数で数えると、白紙のページのデータを作成していない時にはページ数がズレてしまうことになります。

考える人

印刷時に注意しておくこと


発注する時には、仕上りサイズなのか、それとも塗り足しサイズなのかをチェックしておきましょう。
印刷会社では、最初から製本サイズの用紙には印刷せずに、大きな紙に印刷し、それから不要になった部分を断裁します。
断裁工程においては少しずつ誤差が出るのは当然だと思ってください。

作成するデザイン・レイアウトが、白背景なのであれば、データは仕上がりサイズで作成しても問題はありませんが、紙面の端ギリギリまで絵柄、写真がある場合は「縁無し印刷」となります。

縁無し印刷を希望するのであれば、仕上がりサイズにたいして塗り足しをプラスした塗り足しサイズでのデータ作成が必要になってきます。

塗り足しは、上下左右に3ミリずつの余白を設けるのですが、印刷会社や印刷機によってどのくらいの余白になるのかは違ってきますので、事前に確認をしておいてください。
また、写真やイラスト、文字で見切れてしまうと困るものは、仕上がりサイズよりも5ミリ以上は内側に配置すると安心です。

冊子印刷では綴じ側の配置にも注意が必要です。
無線綴じの場合、綴じ側は開ききらないので10ミリ程度は読みにくくなると考えておいてください。

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