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印刷・製本コラム

少しでも安く論文を製本するなら自分で?それとも無線綴じで?

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論文を作るからにはできるだけ安く、そして手軽に製本したいと思うはずです。
論文はただ書けば良いというものではなく、論文を書いたからには、絶対に避けては通れない工程が製本です。

もちろん製本とひとまとめにしても、どのような論文なのか、誰が作るのかによって違いがありますが、50ページ以上あるような論文を複数印刷して、さらにホチキスで留めて、製本をしていくというのはなかなか大変なものだと思います。

ただ、大学や専門学校などにおいて論文を作成して製本するのであればかなりコストを抑えることができるのですが、まとめて製本するとなるとどうしても混雑したり、思っているようなスケジュールで製本できずに困ってしまうというのもあります。
そのため、論文を制作した場合には自分で独自に製本するのもおすすめです。

自分で印刷会社に論文の無線綴じ製本を依頼するのも良いですし、思い切って自分でいちから製本してみるのもありです。


自分で論文を作る時に必要なことは?


印刷所に無線綴じで論文製本を依頼するのも良いですが、まずは自分で製本にチャレンジしてみてからでも遅くはありません。

まず論文を製本する時に必要になるのが、プリンターです。
ただ、プリンターとはいっても、必ずしも自宅に準備しなければならないのかといえばそうではありません。
というのも、プリンターはコンビニ、学校、図書館などで利用できるからです。

ただ、コンビニや図書館などに設置されているプリンターを利用する場合、長時間プリンターを占領することになるので、周囲の視線が気になるかもしれません。

また、コンビニなどで印刷してから、誤字脱字、ミスを発見すると再度プリントし直さなければならないのでやはり自宅にプリンターがあった方が便利だと思いますよ。

製本に必要なもの


おすすめはインクジェットプリンターよりも、レーザープリンターです。
というのも、インクジェットプリンターはコストを抑えられるものの、印刷速度はあまりはやくありません。
また、両面印刷できなければページ数が無駄に多くなってしまいますし、仕上がりも悪くなるので、レーザープリンターがあった方が良いです。

次に必要なものがホチキスです。
ホチキスはどのくらいの枚数を一度に綴じられるのかがとても重要なポイントになってきます。
10枚程度しか綴じられないものもありますし、中には40枚近く綴じられるものもあります。
また、良いものであれば力をあまり入れなくてもサクサク綴じられるものがあるんですよ。
ホチキスで綴る作業はなかなか大変なものですので、できるだけ良いホチキスを準備しておくようにしてください。

ちなみに、学校で論文を提出する時などには、直接学校でホチキスを使って論文を提出するというのもありです。
ただ、この提出日には窓口が驚くほどの混雑となりますので、ついつい慌てて仕上がりが悪くなってしまうこともあります。
そのため、できるだけホチキスだけでも自分のものを準備しておくのをおすすめします。

ホチキスは良いものであってもそこまで高額ではありませんので、ぜひ準備しておいてくださいね。

製本キットも準備するべき?


製本キットというものが通販などでも販売されています。
この製本キットは表紙と製本テープとがセットになっているものなのですが、製本をするうえでのとても便利なアイテムになります。

もちろん、製本キットなどを購入せずに、本文だけを綴じて提出するのも良いのですが、論文というのはある意味記念になるものでもあります。
そのため、本文のページがむき出しになっているよりも、表紙があった方が見た目的にもとても良いものに仕上がります。

また、表紙があるのかどうかで、論文そのものの持ちが全く違ってきます。
本棚に並べた時にも見た目の印象は全く違いますし、整理整頓しやすいのでおすすめですよ。
このようにプリンターにホチキス、そして製本キットなど必要最低限のものを準備するとなると、だいたい10,000円前後の費用がかかります。
もしも自宅にすでにプリンターがあったり、ホチキスがあるのであれば、コストはかなり抑えられます。

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ただ、自分で製本をする場合には1冊あたりの製本枚数にも制限が出てきます。
基本的にホチキスで50枚以上のものを綴じられる製品はかなり少ないですし、ページ数が多いものをホチキスだけで綴るのは強度がかなり低くなります。

また、製本部数が多いのであれば、プリンターにかかる負担も大きくなりますし、文字の印刷において印刷ミス、にじみなどが出てしまうこともあります。

せっかく大切な論文を印刷するのであれば、できるだけ強度が高く、仕上がりもきれいな方が良いと思います。
論文のクオリティを求めるのであれば、印刷業者に無線綴じでの論文印刷を依頼する、というのがおすすめです。

無線綴じならコストを抑えながらも強度の高い、仕上がりのきれいな冊子を作ることができますので、是非ご検討ください。

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