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印刷・製本コラム

厚みによって製本方法は変わる?選択のポイントはどんなところ?

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平綴じを含め、製本方法というのは、冊子にした時の厚みによって選ぶポイントが変わってきます。
平綴じ、無線綴じなど製本の形式というのは、それぞれの特徴があります。
その本の内容や、厚さなどを考慮したうえで、どの形式を採用するのかをある程度目安として決めることができます。

製本形式によって選択するポイント、そしてそれぞれの製本形式の特性についてご紹介していきます。
製本機の仕様というのは製本機のメーカー、そしてその製本機を仕様する印刷業者によって少しずつ違いがあります。

厚さが2mmから80个両豺腓砲和燭出回っている古い器械であれば使用できます。
それを超える性能を持っている器械というのは、製本所の特注仕様となっていることが多いです。

また60mmから65个鬚海┐訛厚本の場合には、前の行程の折、そして丁合いといった生産能力が必要になります。

角背本


角背というのは、背表紙が四角くなっているもので、この角背本をつくる時には、最大で50mmが限度になります。
表紙でくるむ時には、束が分厚くなるとどうしても本の両端が自重によって垂れ下がっていき、背が丸まってしまいます。

薄い紙ほど背が丸まってしまいやすくなりますので、本文がスムーズに表紙にはまり込まなくなってしまいます。
このような理由からも、40mmを超える分厚い角背の場合には、器械を使用せずに、手作業中心となります。
納期、コストといった面において大きな負荷が出るようになります。

丸背本


丸背の場合であれば、製本所によっては、80mm前後のものまでくるむことが可能です。
しかし、束厚本作製時には注意しなければならないこともあります。

見返しノド部分の強度を強くしなければなりません。
80亢瓩ある分厚い本をくるんだ場合には、本文の重さよりも、見返し部分に非常に大きな負荷がかかります。

そのため、加工見返しやクーター貼りといった補強をした方が良いでしょう。
もちろん、使用する用紙、種類などによっても違いがでますので、どう処置すれば良いのかはしっかりと検討しなければなりません。

本文の綴じ方のコツ


上製本の綴じ方としては、アジロ綴じ、糸かがり綴じの2種類があります。
アジロ綴じの場合には、糊付けをした部分がかなり分厚くなります。
小口側の束との差が大きくなってしまいますので、分厚い本を綴る時に使用する製本方法としてはあまりおすすめできません。

並製本の場合


平綴じのような並製本の場合には、2mmから最大で50mm前後まで製本できます。
しかし60个鬚海┐襪茲Δ幣豺腓砲蓮∧太祝椶任呂覆なか難しいです。

また、分厚い本の場合には、折り丁の揃いが悪くなってしまいます。
そのため、折り丁をしっかりと揃えるための器械が必要にあんってきます。


また、断裁が1冊ずつになりますので、器械速度を大きく落とさなければならなくなります。
乾燥時間もかかりますし、背の成形が不揃いになることもあります。

このような通常本とはことなる問題も出てきますので、事前にしっかりと検討しなければなりません。

中綴じ本


分厚い本の場合でも15伉度が限度となります。
これ以上になってくると、色々な問題が起きてしまいます。

限度よりも分厚いものになると、どうしても長さが足りなくなってしまい、針金の締りがどうしても悪くなってきます。
コート紙などの固い紙を使用すると、その分だけ針金をかなり太くしなければならなくなります。
そのためには専用のステッチャがなければなりません。

薄い本の場合には、最小で4ページの冊子をつくることができます。
しかし、あまりにも薄い場合には、針金をしっかりとつぶすことができずに、紙、針金の間に隙間ができてしまうことになります。

また、断裁精度がなかなか上がらなかったり、針金部分が盛り上がってしまいます。
積み付け時に若干ですが工夫が必要となってきます。
このような問題が起きてしまう可能性がありますので、表紙が4ページ、本文が8ページというのは最小だと考えておいてください。

平綴じ本の場合


平綴じで分厚い本を作る場合には、20mmくらいまでが限度となります。
これ以上になるとステッチの足の長さが足りなくなってしまいますので、針金の締りが悪くなります。

薄い本の場合には5mmくらいまでです。
これ以下になると針金部分が飛び出してしまい、表紙が破れてしまうことがありますので、注意してください。

分厚い本

このように分厚い本、薄い本というのは、製本方法によって限度が異なります。
製本をする時には本の厚さを十分に考慮したうえで、製本方法を選択する必要があります。
せっかくの冊子も分厚くてきれいに製本できなかったり、薄すぎてホッチキスの芯が飛び出してしまう…
そのようなことになってしまってはいけないので、平綴じでの製本をはじめ、製本方法によって本の厚さについてもチェックしてみてください。

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