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印刷・製本コラム

平綴じと中綴じってどんな違いがあるの?結局どっちが良いの?

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平綴じというのは、無線とじと中綴じが合わさったような綴じ方です。
色々なものに使用されているのですが、中でも学校の教科書に使用されていることが多いのが、この平綴じになります。

一度教科書などを見てみるとわかりますが、教科書は背部分が糊付けされています。
そしてその少しだけ内側部分に針金のようなものが浮き出ている部分がありますよね。
これはつまり、背を接着剤で綴じるのは無線とじと同じですが、冊子を開いた状態になった時に、中央部分をホッチキスで綴る中綴じの要素もあります。

学校の教科書であったり、企画書、週刊誌のようなものにも、この平綴じはよく使用されているのです。
コンビニや書店で一度チェックしてみてはどうでしょうか。
平綴じの冊子というのは意外ととても多いですよ。

平綴じの綴じ方って?


平綴じは、具体的には、まず中綴じを作って、16ページ程度の紙の束を作ります。


この束をいくつか集めて1つの冊子にしていきます。
この1冊分を構成している冊子の背面部分に接着剤を使用して綴じているのが、平綴じ製本ということになります。

背表紙の内側、だいたい5伉度内側で金具を使用して留められます。
とても丈夫なのですが、センター部分いっぱいまで開くことはできません。
180度開くことはできない、ということです。

そのため、5mm程用は紙の印刷幅が狭くなってしまいます。
また背表紙が作れる点も中綴じにはない長所となるのですが、無線とじ、中綴じの両方の行程が必要になりますので、料金が高額になる傾向にあります。

本いっぱい2

中綴じって?


中綴じというのは並製本の中でも特に多く使用されている綴じ方です。
中綴じは見開きの状態にした紙を重ねていきます。
そしてその重ねた紙を中央部分でまとめて綴じていきます。

ホッチキスを使用して綴るというのが最も一般的になります。
この中綴じにする最大のメリットというのは、中央部分で綴ることによって、根本のギリギリにまでページを開くことができるということです。

2つのページを使用して、1つの写真を見開きいっぱいに載せたい…
そのような場合にはイラスト、写真などをできる限り見やすく載せたいものです。
そんな時にでも、根本までしっかりと開くことができますし、綴じている部分が見えなくなってしまってはいけません。
より見開きのページの見た目がよくなるようにするには、中綴じがおすすめなのです。

また中綴じというのは、他の綴じ方と比較をしてみるとわかるのですが、かなり安く冊子を作成することができます。
作る冊子の数が多いような場合に、できるだけコストを抑えたいと思うのであれば、やはり中綴じはおすすめです。

ただ、中綴じというのは綴じ方の特徴からもわかるように、どうしても強度が低いというデメリットを無視できません。
何度も頻繁に読む冊子などの場合には、中綴じだと簡単にページが取れてしまうこともありますので、もう少し強度の高い平綴じなどを選択した方が良いでしょう。
ページ数が多い冊子においてもおすすめできる製本方法とはいえません。

用紙がどのくらいの厚さなのかにも夜のですが、最大で80ページほどまでしか綴ることができません。
比較的ページ数の少ない製本であり、長期保管を目的としていないのであれば、中綴じでも問題ありません。


無線綴じって?


この無線とじと呼ばれる綴じ方は、その名の通り線が無い綴じ方です。
中綴じとは違い、冊子の背面部分に特殊な協力接着剤を使用し、綴じていきます。
くるみ製本とも呼ばれるのですが、中綴じと同じようによく使用される綴じ方になります。

また、この無線とじというのは、通常の無線とじと呼ばれるものと、網代綴じの2つの種類があります。
通常の無線綴じの場合には本文背面部分を削って、そこに接着剤をぬりますが、網代綴じは切り込みを入れた部分に対して接着剤を浸透させていく綴じ方になります。

カタログや分厚いマニュアルのような頻繁に使用するもの、重量のあるもの、分厚いものに使用されます。
中綴じよりも多くのページ数を綴ることができます。

強度もとても高いですし、接着剤を使用しますので、中綴じに比べるとやはり高額な費用がかかります。
無線綴じはページ数が多い冊子であっても綴ることができますし、背表紙を付けられるので、本棚に並べた時にはとても整理しやすく見栄えも良いです。

ただ、中綴じとは違ってページの根本部分まで完全に開くことができません。
そのため、中綴じのように2ページにわたって写真を綴るとなると中央部分が見えなくなってしまいます。

平綴じは、この中綴じ、無線とじの良い部分だけを集めたような綴じ方です。
ただ、中綴じほど強度は高くありませんが、中綴じに比べると強度は高いです。
安価でありなおかつ比較的安く製本することができますので、ある程度の強度、読みやすさ、そしてコストカットを目指したい、という方にと

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