冊子印刷ドットコム-HOME » 印刷・製本コラム » 冊子の紙はどう選ぶ?|用途に合わせた用紙選びの基本

印刷・製本コラム

冊子の紙はどう選ぶ?|用途に合わせた用紙選びの基本

202610 4-1

冊子を作るとき、「紙はどれにすればいいですか?」という質問はよく届きます。印刷会社のサイトを見ると用紙の種類がたくさんあって、違いがよく分からないという方も多いものです。

ただ、用紙選びにはいくつかのシンプルな考え方があります。「用途から選ぶ」という視点を持つだけで、迷いはずいぶん減ります。

用紙が自由に選べる冊子印刷ドットコムです↓
お問い合わせ

まず本文用紙と表紙用紙を分けて考える



冊子の用紙を考えるとき、「本文」と「表紙」を分けて選ぶのが基本です。

本文はページ数が多い分、薄めの紙を使います。ページをめくりやすくするためです。表紙は本文より厚めの紙を使って、冊子全体をしっかり保護する役割を持ちます。

この記事では本文用紙を中心に、よく使われる種類とその特徴を紹介します。

上質紙|文字を読ませる冊子の定番



上質紙は、コピー用紙に近い質感の紙です。表面がサラッとしていて光沢がなく、文字が読みやすいのが特徴です。

書き込みがしやすいのも上質紙の利点です。ボールペンや鉛筆が滑らずに書けるので、研修テキスト、ワークシート、マニュアルなど、受講者や利用者が書き込みながら使う冊子に向いています。

議案書や報告書など、文字中心の情報を伝える冊子にも上質紙が使われることが多いです。読みやすさを優先したい場合、まず選択肢に挙がる用紙です。

コート紙|写真をきれいに見せたい冊子に



コート紙は、表面に塗料を塗って光沢を出した紙です。写真や色の再現性が高く、印刷が鮮やかに仕上がります。

会社案内、商品カタログ、観光パンフレットなど、写真やビジュアルが多い冊子に向いています。手に取った瞬間の印象が華やかになるため、対外的に配布する冊子にもよく選ばれます。

ただし、コート紙は表面がツルツルしているため、書き込みには向きません。ボールペンのインクが乗りにくく、滑って書きにくいことがあります。書き込みが必要な冊子には上質紙の方が適しています。

マットコート紙|落ち着いた印象にしたいとき



マットコート紙は、コート紙と上質紙の中間のような用紙です。表面に光沢がなく(マット)、落ち着いた印象に仕上がります。

写真の再現性はコート紙には及びませんが、文字と写真を組み合わせたページには見やすいバランスです。冊子全体に上品なトーンを持たせたいときや、高齢の方が読む資料で光沢の反射が気になる場合にも選ばれます。

用途別に紙を選ぶなら



以上を踏まえて、用途ごとのざっくりした目安をまとめると、次のようになります。

文字中心で読ませる冊子(議案書・報告書・テキストなど)→ 上質紙
写真やビジュアルを見せる冊子(会社案内・カタログ・パンフレットなど)→ コート紙
書き込みながら使う冊子(マニュアル・ワークシート・研修テキストなど)→ 上質紙
落ち着いた印象にしたい、または光沢が気になる場合 → マットコート紙

この目安が合わない場合や迷った場合は、印刷会社に「こういう冊子を作りたいのですが、どの紙が向いていますか?」と相談してしまうのが確実です。

厚さ(kg)の読み方



用紙を選ぶとき、「70kg」「90kg」「110kg」といった数字が出てきます。これは用紙の重さ(厚さの目安)を表しています。

数字が大きいほど厚い紙です。本文用紙はよく70〜90kgが使われます。表紙用紙は135kg以上の厚口が一般的です。

「本文は70kgか90kgか」と迷ったときは、70kgが一般的なコピー用紙より少し薄め、90kgが少し厚め、というイメージです。ページ数が多い冊子では薄めの70kgを選んで持ち重りを減らす、ページ数が少ない冊子では90kgで存在感を出す、という判断もできます。

特殊紙という選択肢もある



上質紙・コート紙・マットコート紙が一般的な本文用紙ですが、冊子の表紙や一部のページに「特殊紙」を使うことで、仕上がりの印象をがらりと変えることができます。

特殊紙については次のコラム(�ァ砲脳椶靴�紹介しますが、冊子印刷ドットコムではさまざまな特殊紙から選ぶことができます。「他とは違う冊子にしたい」「質感にこだわりたい」という場合には、ぜひ相談してみてください。

202610 4-2

用紙選びに迷ったら



用紙の種類はいくつもありますが、判断に迷ったときはこの問いを軸にしてみてください。「この冊子は、文字を読ませるものか、写真を見せるものか」。そして「書き込む場面があるかどうか」。

この2点が分かれば、上質紙かコート紙かは大体決まります。マットコート紙は「光沢は要らないが、写真も使いたい」という場合のバランス型として覚えておくと便利です。

冊子印刷ドットコムでは、用紙サンプルの送付にも対応しています。実際に手で触れて確かめてから選びたいという方は、お気軽にご相談ください。

電話、メール、問い合わせフォーム、どこからでも受け付けています。「まだ何も決まっていないのですが」という一言から始めてみてください。
見積り・お問い合わせはこちら↓
お問い合わせ



冊子の用紙選びの基本|要点まとめ



冊子の用紙は本文と表紙を分けて考えます。本文は薄めの紙、表紙は厚めの紙が基本です。

よく使われる本文用紙の特徴は次の通りです。上質紙は文字が読みやすく書き込みしやすい。コート紙は写真や色の再現性が高く華やかな印象。マットコート紙は光沢がなく落ち着いた印象で文字と写真のバランスが取れる。

用紙選びの基本は「文字中心か写真中心か」と「書き込む場面があるか」の2点で判断します。迷った場合は印刷会社に用途を伝えて相談するのが確実です。

最新記事


冊子印刷ドットコムに電話で相談する

お問い合わせフォーム


© 株式会社春日 All rights reserved.

このページのトップへ戻る