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印刷・製本コラム

くるみ製本に役立つ専用の機械って?

くるみ製本機

行事用の小冊子、資料の作成において冊子を作成するというのは欠かせません。
そしてこのような資料を作成するのであれば、必ずしも専門業者に依頼をしなくても、自分で製本できる場合もあります。

そこで、使用されるのが簡易製本機になります。
一昔前は非常に高価な業務用のものばかりでした。
それならばより仕上がりもきれいで、コストを抑えられ、手間もかからない業者に依頼したほうが良い、という人が多かったそうです。

しかし、近年では卓上タイプなどの非常にサイズの小さなものも登場しており、手軽に手が出しやすくなっています。
ただし、くるみ製本、中綴じ、ホットメルトなど製本方式も色々なものがありますし、メーカーもまた様々です。
そのため、製本をしたことがない人にとっては選ぶのがなかなか難しい商品だといえます。

では、製本機の選び方というのはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

製本機を選ぶ時のポイントは?


まず最初に考えることは、作りたいと思っている冊子のサイズ、厚み、製本の方式といったものを選ぶうえで必ずチェックしておきましょう。
どのように使うのかを考えて、使い勝手の良い製本機を選ぶようにしてください。

自宅やオフィスで使える製本機というのは、色々な製本方式があるのですが、代表的なものとしては3つがあります。
表紙のついているくるみ製本ができるのが背のり方式です。
小説や単行本などにおいても使用されるくるみ製本になります。

ホッチキス、綴紐を使用せずに表紙をのりで張り合わせるために見た目もとてもきれいに、本格的な製本ができます。
このくるみ製本で製本をするために必要になるのが、ホットメルト接着剤を使用している背のり方式になります。
専用のカバーを使用して熱でのりをとかします。

専用カバーを使用しますのでコストがかかってしまいますが、本体価格はリーズナブルなものが多いです。
コストをおさえつつ、本格的な製本ができるために、製本機の中でも人気が高いものになります。

中綴じ製本タイプって?


薄めの冊子作成においてはホッチキスでの中綴じ製本です。
薄手の雑誌やタウン誌などにも使用されている製本方法になります。
業務用以外の製本機ではホッチキスで製本するタイプが多く、消耗品に関してはホッチキスの芯だけですのでコストもかなり抑えられます。

中綴じ機

しかし、厚みに関してはホッチキスの芯が止まるくらいの範囲にまでしか対応できないため、中央部分で折り曲げて冊子にするため、あまり分厚いものの場合には端の加味が内側から少しずつズレてしまい、きれいな製本が難しくなります。

中綴じ製本によって作成をする冊子の目安というのは20ページほどですので、これを超えてしまう場合には他の製本方式を選択しましょう。
また、中綴じ製本は折り曲げ作業に手間がかかってしまいます。
そのため、手軽に、そして大量に製本をしたいと思っている方には本体価格はあがるものの、自動で折り曲げられるタイプのものがおすすめです。


リング式って?


リングのサイズによって厚みを調整できるのがリング式です。
ノートやルーズリーフなどにおいてよく目にするのがリング式です。
パンチングゲージなどで穴をあけて綴るだけです。
とても簡単に、見開きしやすい冊子を作成できます。

パンチングゲージと製本機とがセットになっているものが非常に多く、穴を開けてから製本機で綴るために手作業でリングを使用するよりもスピーディーになります。

しかし、リングを使用している分、どうしても厚さが出てしまいます。
そのため、配布をするなどの目的によって大量に製本を行いたいと思っている方にはおすすめできません。


どのサイズに対応しているのかをチェックしておく


製本機を購入する場合には、用紙がどのサイズが対応しているのかを確認しておいてください。
製本機というのは、機種によって製本されるサイズが決まっているものです。
そのため、製本機を選ぶ時には対応しているサイズのチェックが必要不可欠になります。

最大サイズだけでなく説明書に記載されている作成可能なサイズをしっかりと確認したうえで、自分が普段使用している用紙に対応しているものを必ず選ぶようにしてください。
使わないサイズにのみ対応している製本機を使用しても意味がありません。

また、本体価格、そして使用において必要不可欠になる消耗品のコストを考えて選ぶようにしてください。
製本機は本体はもちろんですが、その他にも色々な消耗品が必要になります。
カバー、ホッチキスの芯、ループリングといった製本1冊あたりにかなりの数の消耗品が必要になるものです。

製本機は本体価格だけに限ったことではなく、1冊あたりにかかる消耗品のコストについても必ず確認しておきましょう。
頻繁に印刷したいと思っているのであればなおさらです。

ただ、滅多に使用せず、年に数回などの場合にはわざわざ製本機を購入するというのはあまりにもコストがかかってしまいます。
そういったことからも、やはりくるみ製本、中綴じなど製本方法に限らず、製本機ではなく専門業者に依頼をした方が仕上がりも良く、なおかつコストを最小限に抑えることができるのではないでしょうか。

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