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ガイドブックの作り方!満足してもらえるポイントは?

ガイドブック

ガイドブックといえば、観光地などにおいて発行されていることが多いです。
観光地ではガイドブックを片手に持って、旅行を楽しんでいる人がとても多いです。
有名観光地、とてもマニアックな観光地など様々ですが、ガイドブックを作るのであれば、どんなガイドブックにでも書かれているような有名所だけを記載しているものよりも、他のガイドブックにはない情報を紹介しているようなガイドブックのほうがやはり魅力的だと思います。

どこにでも記載されている情報しか載っていないようなガイドブックでは、読み手はあまり満足できないのです。
そこで、本当に読みてが満足してくれるガイドブックにするポイント、ガイドブックを作るうえでのポイントについてご紹介します。

知られていない情報を載せることの意味


ガイドブックにはその土地で有名はスポットをピンポイントで載せることが多いです。
しかし、広告宣伝を目的として掲載しているお店も少なくありません。
また、観光雑誌の場合には少しでも多くの人が興味を惹かれるような超定番!というスポットやお店ばかりを紹介していることが多いです。

だからこそ、あまり知られていない、穴場スポット、マニアックなスポットを紹介することによって万人受けはしないものの、手にとった人が満足できるガイドブックに仕上げることができます。

旅館のオーナーとしてガイドブックを制作するのであれば、あなたの旅館に来た人でなければ入手できない情報などをふんだんに盛り込んだガイドブックを作ってみてはどうでしょうか。

旅館としての価値をガイドブックが左右する


宿泊施設というのは、食事や温泉、施設のクオリティももちろん満足度にとても大きく影響してきます。
しかし、旅館は単なる宿泊施設ではなく、その土地を楽しむうえでの拠点となります。

事前にしっかりと情報収集をして、計画を立てて…
といったことをしなくても、その旅館に行けばあらゆる情報が揃い、旅の質を向上させられるものであると満足度もアップします。

全国版のガイドブックにも紹介されているような情報だけではなく、その旅館に宿泊した人だからこそ手に入れられる情報を盛り込むことで、本当に意味のあるガイドブックにすることができるのです。

がいど

読んでいてワクワクするガイドブック


ガイドブックにどれだけたくさんの情報を盛り込んでいても、それがすべて文章であればあまり魅力的だとはいえません。
ガイドブックにおいてなによりも最初に目につくものというのは、やはり写真です。
その写真を見た瞬間に一瞬で目を引くようなきれいな写真を使用するというのは、ガイドブックにおいては重要なポイントです。

また、写真を含む、デザインをより読みやすいものになるように意識してみてください。
使用する写真の大きさ、写真の位置、文字の大きさや文章の長さ、さらには背景の色などにもこだわる必要があります。

これまでに何度もガイドブックを作成してきた、という人であればどのようなものにすれば読み手の意識を引きつけることができるのか、というのはある程度把握できているでしょう。
しかし、そうではなく、どのようなガイドブックにすれば良いのかわからないのであれば、旅行会社のパンフレット、ポストに投函されるチラシなどを一度集めてみるのがおすすめです。
たくさんのガイドブックを集めて、その中で気に入ったものがあればいくつかピックアップしてみてください。
もしくは、集めたガイドブックの中にはないデザインのものを選ぶことで差別化するというのも1つの手段です。

ガイドブックの作り方


どのような内容にするのかを決めたら、次はどのような人が読むのかを想定してください。
友人同士のグループ旅行、小さな子どものいるファミリーなど旅行をする人とはいっても色々なタイプに分けられます。

性別、人数、年齢などを絞るようにしましょう。
ついつい誰にでも幅広く読まれる属性を選びがちですが、そのような内容は得てしてありきたりで魅力のないガイドブックになりがちです。

面白みを持たせるためには読み手を想像して作るようにしましょう。

次にガイドブックを作成してから、実際に設置するのはいつ頃なのかを決めましょう。
観光地の大半は、季節によっておすすめのポイントが違ってきます。
例えば、ガイドブックを設置するのが夏であるにも関わらず、そのガイドブックには冬におすすめのポイントばかりが記載されていれば、もちろん読み手はがっかりです。
そのため、いつ、誰に読んでほしいのかを考えれば、当然設置するのはいつ頃なのかを明確にするのは重要なのです。

予算


読みやすさ、クオリティといったものを考慮したうえでガイドブックを作成するのはなかなか難しい作業です。
これまでになんどもガイドブックを作成してきたのであれば、慣れていますが、そうでなければ大変な作業ですよね。

そのような場合にはデザイン会社に依頼し、それから印刷会社に印刷を依頼することになります。
そういったことをすべて考慮したうえで、予算を明確にしていく必要があります。

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