手に取った瞬間に伝わる会社案内|紙選びから始める冊子づくり

会社案内と聞くと、内容やレイアウトに注目が集まりがちですが、実は「紙」の選び方ひとつで、その印象は大きく変わります。視覚的なデザインだけでなく、手触り、厚み、光の反射など、紙が持つ質感は無意識のうちに読み手に影響を与えています。
たとえば、さらりとした手触りで軽やかな紙を使えば、親しみやすく柔らかい印象に。反対に、しっかりと厚みのある落ち着いた風合いの紙を使えば、信頼感や上質さを伝えることができます。
「どんな紙にするか」は、「何を伝えたいか」と同じくらい大切な要素。だからこそ、会社案内を作るときには、内容だけでなく“紙選び”にも目を向けてみることをおすすめします。
冊子印刷なら紙も選べるのが強み
通常のチラシやフライヤーと違い、**冊子印刷では表紙・本文それぞれの用紙を自由に選ぶことができます。**この自由度こそ、会社案内に“らしさ”や“こだわり”を込めるための強力なポイントです。たとえば、表紙に少しだけ厚みのある紙を使うことで、手に取った瞬間に「しっかりした会社」という印象を与えることができます。また、マットな質感の紙を選べば、光沢を抑えた落ち着いたトーンに仕上がり、知的で洗練されたイメージが伝わります。
中には、紙表面にわずかな凹凸があるタイプもあり、指先に残る感触が“記憶に残る印象”を演出します。逆に、ツルツルと滑らかな紙に印刷すれば、清潔感やスタイリッシュさがより際立ちます。
このように、紙質や仕上がりの印象を少し工夫するだけで、読み手に伝わる空気感はまったく異なるものになります。

“会社の雰囲気”に合った紙を選ぶ
会社案内は、単なる情報を並べる資料ではなく、「会社そのものを紹介する冊子」です。だからこそ、紙選びにも“会社らしさ”を反映させることができます。たとえば、ものづくり系の会社であれば、重厚感のある厚手の紙を選ぶことで、堅実さや技術力の高さが伝わります。逆に、企画やデザインを扱う会社なら、やや個性的な風合いの紙を使って、創造性や感性をアピールするのもひとつの方法です。
自然素材や環境配慮を打ち出したい会社であれば、再生紙風のやわらかな紙質を選ぶことで、理念と冊子の印象をリンクさせることもできます。読み手が「なんとなくこの会社、好感が持てる」と感じる背景には、こうした細やかな工夫があるのです。
印刷通販でも紙の選択は可能です
「そんなにこだわるなら専門の印刷会社に頼まないと無理では?」と思われるかもしれませんが、実は印刷通販でも紙の選択は可能です。『冊子印刷ドットコム』では、表紙・本文ともに複数の用紙から自由に選ぶことができます。光沢のある紙・マットな紙・手触り重視の紙など、実際の印象を確認できるように「用紙サンプル」の取り寄せも可能です。サイト上では、サイズ・ページ数・綴じ方なども組み合わせて見積もりができ、納期もわかりやすく表示されています。
また、小ロット印刷にも対応しているため、「少ない部数でも紙にこだわった冊子を作りたい」というニーズにも応えられます。10冊から注文できるので、展示会や採用イベントなど“ここぞ”というタイミングの配布物としてもぴったりです。
伝えたいのは、情報だけではない
多くの会社案内は、企業情報やサービス内容、実績紹介などで構成されています。しかし、それらはどの会社でも似たような内容になりがちです。本当に大切なのは、読み手が「この会社に会ってみたい」「話を聞いてみたい」と思ってもらえるかどうか。そのためには、情報の整え方だけでなく、「受け取ったときにどう感じるか」という視点が必要です。紙の質感や色合いは、文章以上に強い印象を残すことがあります。だからこそ、冊子印刷を使って“紙そのもの”を表現の一部として取り入れることで、情報以上の“想い”や“印象”が伝わります。
『冊子印刷ドットコム』では、そんなこだわりを形にする冊子印刷をお手伝いしています。印刷やデータ作成が初めての方にもわかりやすいサポート体制が整っており、「こんなことができるかな?」というご相談にも柔軟に対応しています。
手に取った瞬間に伝わる、あなたの会社らしい一冊を。紙選びから始めてみませんか?