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読んでもらえる冊子をつくるために押さえておきたいポイントは?

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電子書籍はもちろん、デジタルブックなどのように様々なものが電子化しています。
身の回りにもアナログなものではなくデジタルなもので溢れています。
しかし、それでいて冊子を作る機会というのはかなりまだまだあります。
冊子を作る機会はたくさんありますし、営業ツール、フリーペーパーなど、冊子もまた身の回りにあふれているのです。

ただ、冊子を作ったとしても、身の回りにあふれている冊子と同じであれば意味がありません。
展示会などにおいて大量に冊子を配布しても、他のものと同じであれば、多くの冊子は他社が配布をしたものに埋もれてしまって、結局そのまま捨てられてしまうのです。

実際に冊子の大半は一度目を通してもらえればラッキーで、開かれることもないままに捨てられてしまう冊子が多いのです。
そこで、せっかく作った冊子をただそのまま捨てられるのではなく、見てもらうために必要なことをチェックしていきましょう。
見た目でインパクトを与えるためのポイントをご紹介します。

展示会で使用する冊子を作らなければならない…
そのような方はぜひ確認してみてください。

読んでもらえる冊子にするポイント


作った冊子を読んでもらうためのポイントとしてまずサイズを変えてみてはどうでしょうか。
冊子の見た目でインパクトを与える方法としては、サイズを変えてみるということです。
サイズを冊子でよく使用するA4サイズなどから変えてみてはどうでしょうか。
数多くの冊子がある中で、一つだけサイズの異なる冊子があると注意を引くことができますので、サイズを小さくしたり、大きくしたり、変えてみてください。

ただ大きさが他の冊子と違うだけでも、驚くほど冊子への注目度というのは変わるものですよ。
大きさだけでなく、形を変えてみるのもありです。

冊子には長方形のものを使用することが多いです。
そのため、正方形にすることで、冊子自体の大きさが大きくなったわけれはなくても、正方形の冊子だけが縦に短く、横に大きくなりますので、注意を引くことができますよ。

ちなみに、冊子に使用するサイズとしては、A4サイズが最も多く、B5サイズになります。
大半がこの2つで、他のサイズが少数派になりますので、Aが4、B5以外のものを選んでみるのもおすすめです。

ただ、サイズを変えることでインパクトを与える、というのはおすすめですが、だからといってサイズをあまりにも大きくしすぎてしまうと受け取った時には荷物になってしまいます。
その反対に小さくしすぎてしまうと他の冊子の中に埋もれてしまいますし、載せたい情報が少ないので、本当に伝えたい情報を伝えることができなくなります。
このようなことからも、デザインの際には十分に注意してください。


表紙をインパクトのあるものにする


読んでもらえる冊子にするうえで、サイズだけではなく表紙のインパクトにもこだわってみてください。
当然と言えば当然ではあるのですが、表紙のインパクトが強ければ興味を引くことができます。
シンプルな表紙よりもインパクトのある表紙の方が、読み手の注目を一瞬で集中させられます。

例えば高級感を出してみてはどうでしょうか。
高級感を出す方法としては、金や銀などを使って高級感を出してみてはどうでしょうか。
金や銀の箔押し加工をすると、それだけでインパクトがアップします。
また、エンボス加工と呼ばれる方法もあり、このエンボス加工は文字を浮き上がらせて立体的に見せることができます。
見た目はもちろん、手触りもとても特徴的なものになりますよ。



また、時には少し特徴的すぎたり、あえてシンプルすぎるものにして、受け取った人の意表を突いてみるのも良いですよ。
例えばアパレル系の冊子というのはとてもカラフルで、明るい印象のものが多いです。
そこで、アパレル系の冊子であるにも関わらず、信じられないほどシンプルなデザインにしてみるのも一つの手です。

また、医療誌などのように、基本的に文字が多くて堅苦しいイメージのものをあえてイラストや写真などを使ってみたり、ポップなデザインにしてみるのもありです。
堅苦しいイメージを一瞬で吹き飛ばすようなものがおすすめです。

見た目の印象も良くなりますし、同時に読みやすさにも繋がります。
たくさんの文字がぎゅうぎゅう詰めになっている冊子よりも、程よい空間があり、写真などもあると読みやすいですよね。


このようにちょっとだけ冊子のサイズやデザインを工夫するだけでも、簡単に差別化できるものです。
他の冊子と同じだと、どうしても埋もれてしまうものです。
せっかく作った冊子をしっかりと読んでもらえるように、工夫してみてください。
読まれる冊子にしてこそ初めて冊子としての価値があるというものです。

これまでに何度も冊子を作っているのに、なかなか販促につながらない、すぐに捨てられてしまう、といったことに悩んでいるのであれば、一度冊子を作る時に内容だけでなく、デザインなどを意識してみてはどうでしょうか。

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