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印刷・製本コラム

チラシ印刷をする時に押さえておくべき基本知識

ポスト

チラシ印刷は、小ロットのものであれば一度に20万部以上もの印刷が可能な業者もあります。
中でもフライヤー・チラシというのは、特定の人に対してではなく不特定多数の人に向けて配布する販促物として人気があります。

ダイレクトメールなどが使用されることも多い中で、このようなチラシというものも根強い人気があります。
手配りやポスティングでチラシを配布することはもちろん、店頭設置や新聞折り込みと言ったいろいろな配布方法によって多くの人に様々な情報を届けることができます。

コストも比較的少なく抑えることができるため、広告などにあまり資金を費やすことができない小規模な企業などにもとても人気があります。
オンデマンド印刷であれば10部など極めて小規模な印刷から、オフセット印刷なら20万部以上もの印刷が可能です。
配布の数や用途にそれぞれ柔軟に対応してもらえるので、無駄を抑えて効率よくチラシを印刷できます。

オフセット印刷とオンデマンド印刷の仕上がりの違い


不セット印刷機を使用した場合には非常に、繊細な表現ができます。
文字よりも写真やイラストなどを多く使用したチラシに対してはこのオフセット印刷の方が仕上がりがきれいになります。

細かい部分まで鮮明に再現されますし、ディテールもくっきり、はっきりしているのが特徴です。
小さな文字も一切潰れることなくはっきりと読みやすい仕上がりです。
オフセット印刷には劣るのですが、くっきりと印刷されます。

チラシあ

チラシ・フライヤー・ビラの違いって?


チラシといえばやはり新聞に織り込まれている折込チラシをイメージすることが多いです。
ただ、チラシにも用途によっていろいろな種類があり、それぞれ呼び方も異なります。

フライヤーはチラシとほぼ同じ意味で用いられる言葉です。
ただ、チラシよりも分厚い紙を使用して作成されることが多いです。
非常に幅広く使用されています。

ビラはフライヤーよりも薄い紙を使用して一度にまとめて大量に印刷します。
なによりも拡散性、低コストの基に用いられます。

リーフレットは折加工が用いられているものです。
折加工を用いることで、情報量の多い場合には単なるチラシでは十分に情報を詰め込めないこともあります。
そのような場合には、折加工をしていることで、たくさんの情報をしっかりと記載でき、なおかつ読みやすい仕上がりにできます。



チラシ印刷の利便性


チラシ印刷は、チラシやフライヤーなどとして使用することができますし、実はそれだけではありません。
使用する紙によって、チラシ以外のものへと用途を変えることもできます。
例えば、分厚い紙を使用して印刷すると、チラシではなくパンフレットとして使用することもできますし、大きな紙を使用すれば簡易的ではありますがポスターとして使用することもできます。

もちろん、どのような用途で使用するのかによって、印字や加工も自由に選べます。
ページ数の多いパンフレットは折加工を用いることで小さくまとめると配布する時にとても便利になります。

オフセット印刷は多少時間がかかりますが、印刷枚数が少なく、なおかつ短い器官で印刷したい場合にはオフセット印刷よりもオンデマンド印刷の方がおすすめです。

チラシのサイズはA6からB4まで非常に幅広いです。
目的に合わせて選ぶようにしましょう。

チラシ印刷では次のようなサイズから選ぶのが一般的です。
A版であれば…
A6…148mm×105mm
A5…210mm×148mm
A4…297mm×210mm
A3…420mm×297mm

B版であれば…
B6…182mm×128mm
B5…257mm×182mm
B4…364mm×257mm



用途に合わせたサイズの選択


チラシやフライヤーというのはサイズによって用途が異なることは前述した通りです。
それではもう少し詳しくご紹介していきます。

A4サイズ、B6、A5、B5といったサイズのチラシは、そのサイズから直接配布する時に最適です。
ボスティングをする時にはもちろん、イベントで来場者に配布する際に邪魔にならないサイズです。

特に手渡しで直接配る場合には大きなサイズのチラシというのはじゃまになってしまい途中で捨てられてしまうこともあります。
ハンドバッグやショルダーバッグに手軽に入れられる小さなサイズがおすすめです。

A6サイズははがき程度の大きさしかありませんので、配布するのであれば店舗のレジ横や、入り口付近に設置するのがおすすめです。
興味を持った人が名刺代わりに気軽に手に取ることができるからです。

A3やB4などは大きなサイズになりますので、新聞折込チラシなどに使用されることになります。
A3サイズほどの大きさがあれば、チラシとして使用するのはもちろん、簡易的なポスターのようにより多くの人の目に留めてもらうこともできます。
はがきサイズのチラシよりも高い宣伝効果を期待することができますよ。

チラシとはいっても、色々な種類がありますし、種類によって宣伝効果、読みやすさ、配布のしやすさが少しずつ異なりますので、チラシ印刷前には必ず確認しておいてください。

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