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印刷・製本コラム

小部数の冊子印刷もお任せください

小部数1


「冊子を作ろうと思うけど、やっぱり何百部も刷らなきゃダメなのかな?」「結婚式のアルバム、配るのは親戚だけだから何十部もいらないんだけど…」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?


ご安心ください!冊子印刷ドットコムなら、5部といった小部数の印刷も積極的に受け付けているのです。今回は、そんな小部数印刷と単価の関係や、おすすめの製本方法についてご紹介していきます。 冊子印刷ドットコムのホームページをご覧いただくと、小部数印刷をご希望のお客様向けに料金の一例が掲載されています。それを見て「あれ?10部で7,150円なのに、どうして100部は10倍の71,500円じゃないの?」と思われた方もいらっしゃると思います。


確かに、
A4無線綴じ
表紙1/0墨:用紙=色上質紙特厚口・上質紙135kg・再生上質紙135kg
本文1/1墨:用紙=上質紙70kg・再生上質紙70kg
の場合、
10部=7,150円(単価715円)
50部=10,670円(単価213.4円)
100部=15,180円(単価=151.8円)
と、部数と単価の関係は反比例していて、部数が増すに従って1冊当たりの単価は下がっていきます。これには理由があるのです。


冊子印刷ドットコムが採用しているオンデマンド印刷は、デジタルデータを直接読み込んで、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックのトナーを使用して印刷を行う印刷方法です。
これに対して、従来主流だったオフセット印刷は、まず「原版(刷版とも呼ばれます)」を作ります。そして原版に塗られたインクをブランケットに転写、つまりオフセットし、用紙に印刷していきます。


オフセット印刷に必要な刷版、インク、印刷機の洗浄液などの費用がかからない分、オンデマンド印刷はより安価かつ短納期で商品を提供できるわけです。


そうはいっても、オンデマンド印刷でも人件費や設備費など最低限の経費はかかってしまいます。これは部数に関わらず発生する費用なので、小部数になるほど1枚あたりの単価は割高になるのです。


「じゃあ、家でプリントして自分たちでまとめれば安く済むよね」……


ちょっと待ってください!確かに自宅でカラープリンターを使って印刷することも可能です。近年ではプリンターの性能も向上していますから、それなりのクオリティーで印刷もできるでしょう。しかし、冊子という体裁にするのであれば両面印刷が基本です。インクジェットプリンターでは「裏写り」という問題があります。また、複数のページを印刷した際の「位置ずれ」の問題もまだまだ完全に解消されたとは言えません。


ご自身でデータを作ってA4の冊子を製本するのであれば、最低でもA3の用紙に出力できるプリンターが必要です。これはかなり機種が限られますし、高価な部類に入ります。仮にプリンターが確保できたとしても、用紙の表裏が正しく組み合わさるように印刷(これを「面付け」と言います)し、出力した紙を折って製本、しかもそれぞれを発送……。これにはかなりの時間と労力が必要なのは想像に難くありません。いわゆる「これって時給いくら?」という世界です。


例えば10部の冊子がデータの確認〜印刷〜製本〜配送まで全てお任せで7,150円でできるのであれば、これはかなりお得だと言えるのではないでしょうか?


また、小部数ながらも定期的な発行が必要な冊子であれば、冊子印刷ドットコムには「定期刊行25%OFF」というサービスもあります。発行スケジュールが決まっている定期刊行物の、煩雑になりがちな印刷工程などのスケジュールを年間を通して管理いたします。また、過去のデータも保管することも可能ですので、いつでも増刷・合本でき、まさに「オンデマンド」な使い方ができるわけです。


小部数2



費用のお話はここまでにして、次に小部数の冊子におすすめの製本方法をご紹介します。


小部数印刷をご希望されるお客様には、無線綴じ(くるみ綴じ)や平綴じといった製本方法を選ばれる方が多くいらっしゃいます。無線綴じ(くるみ綴じ)というのは、その名の通り、糸や針金といったものを使用せずに、本の背面を専用の接着剤を使用して綴じる製本方法です。これにより、耐久性のある冊子を作成できるようになります。


無線綴じ(くるみ綴じ)は、文庫本をはじめ、雑誌やパンフレットに至るまで、多くの印刷物で使用される製本方法です。比較的短納期で強度も高いので、今日ではさまざまな場面で用いられています。


また、ある程度のページ数があれば背表紙部分に印刷することもできますので、冊子の体裁としてかなり見栄えのする仕上がりにもなります。


これに対して平綴じでは、紙の端部分から5mmほどの場所をホチキスなどの針金で留めていきます。平綴じは、本のノド部分(見開き部分)をめいっぱい開くことができませんので、2ページにわたる写真を迫力のある見せ方にしたい場合には向いていません。ただ、紙の綴じ側にクロステープを巻くなどすれば強度は高められますので、ある程度ページ数のある冊子に対して使用可能です。


その他、中綴じなどご希望の製本方法にもお応えしておりますので、ぜひご相談ください。


今回は小部数印刷についてご紹介いたしました。経験豊富なスタッフがお客様のご要望をおうかがいし、理想の冊子作りのお手伝いをいたしますので、何なりとお気軽にお問い合わせください!

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