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印刷・製本コラム

つか見本があれば安心!

束見本1


初めての冊子づくりに取り組む時、絶対に忘れてほしくないことが「台割(だいわり)」の準備です。あまり耳馴染みのない言葉かもしれませんが、「台割」とは、冊子を作る際に各ページにどんな内容を掲載するのかを決めた、いわゆる「設計図」のようなものをイメージしてください。


実際に冊子づくりに当たる前提として、まず全体の構成を決めなければいけません。台割を作成しておくことで、これからつくる冊子の全体像を把握しやすくなり、効率的に制作を進めることができるんです。 台割に必要な情報として、次のようなものが挙げられます。
・全体のページ数
・各ページの見出し(タイトル)
・掲載する文章の内容(テーマ)
・用意した写真やイラストの配置
・おおまかなデザインやイメージの方向性


台割を作成することで、以下のメリットが期待できます。

冊子の全体像を把握しやすくなる


台割を準備することで、冊子やパンフレットの各ページにどんな内容を掲載するのかを一目で把握することができます。これによって冊子やパンフレットの全体像を把握しやすくなり、「どんな冊子をつくるのか?」といった、制作の方向性を明確にすることができます。


制作の効率化が図れる


各ページの掲載内容やレイアウトが明確になるので、外部のデザイナーが関わった場合にも制作作業を効率的に進めることができます。


コスト削減につながる


台割によって冊子づくりに関わる人たちの間で情報が共有でき、制作段階でのミスを未然に防ぐことができます。不要な修正や企画の練り直しといった、時間やお金に関するコストを削減することができます。


印刷会社とのやりとりがスムーズになる


台割があることで、印刷会社に冊子やパンフレットの制作内容を正確に伝えることができます。電話やメールでのやりとりをする際にも、共通のイメージがあることで意思の疎通ができ、齟齬が生じにくくなります。


このように、台割は冊子やパンフレットなどの制作を成功させるために欠かせないものです。一般的に、8ページ以上の印刷物には必須だと言われていますから、これから作る冊子やパンフレットの規模や部数に関わらず、必ず台割を準備しましょう。


「そんなこと言っても専門知識もないし、どうやって作ればいいの?」と心配になりましたか?ご安心ください。台割の作成には特別な知識やツールは必要はありません。次のような方法でも立派な台割を作ることが可能です。ご自身の制作スタイルやスキルに合わせて、適切な作成方法を選んでください。

・手書き(意外とプロの現場でも打ち合わせ時にはこれが多いんです)
・Excelなどの表計算ソフト(ページ数の自動入力もできて便利です)
・IllustratorなどのDTPアプリケーション(仕上がりイメージに近いものが作れます)


「台割」によく似たイメージを持たれる言葉に「割付(わりつけ)」があります。どちらも冊子やパンフレットなどの制作現場では重要なものですが、両者には明確な違いがあります。


台割とは、先ほどもご説明した通り、各ページにどんな内容を掲載するのかを示した設計図のようなものことです。これに対して割付とは、具体的な紙面のレイアウトを指示したものになります。


つまり、台割は冊子やパンフレットなどの全体構成を決めるもの、割付は紙面のレイアウトを決めるものという違いがあります。


割付に示される情報としては、次のようなものがあります。
・ページのサイズ
・文字の種類やサイズ、行間の指示
・写真やイラストの配置(トリミングや画像処理の方法も含まれます)
・ページ内で用いられる装飾の指示


このように、割付は「デザイナーへの具体的な指示」といった側面があります。基本的に皆さんはご自身や周囲の人たちがデザインやレイアウトを担当する場面が多いと思いますので、そこまで用意する必要はないでしょう。


束見本2



さて、台割を準備して制作も終わり、無事に入稿することもできたら、次に「つか見本」をチェックしましょう。


「つか見本」とは、いわゆる「製本サンプル」です。冊子印刷ドットコムでは、お客様からいただいたデータを印刷用のデータに変換し、プリントアウトして製本します。


つか見本が届いたら、次のポイントに注意してチェックしてください。
・ページ構成が台割通りのものになっているか
・誤字がないか、写真や図がただしいものになっているか
・色の指定が間違っていないか
・レイアウトに崩れはないか
・文字化けが発生していないか


もし、この段階でミスがあったり、意図通りでない仕上がりになっていたら、正しいデータを作成し再入稿ということになります。ご自身でミスの原因や対処法が分からないということがあれば、ご遠慮なく冊子印刷ドットコムの担当者にご相談ください。経験豊富なスタッフがきちんと解決までご案内いたします。


つか見本の作成はオプションとなり別途料金も発生しますが、くるみ綴じや上製本など、ページ数が多く刷り直しになってしまった場合のリスクが大きな印刷物では特におすすめいたします。詳しくはお電話にて、冊子印刷ドットコムまでお気軽にお問い合わせください。


PCのモニター上だけでは仕上がりを完全にイメージするのは難しいものです。ぜひ、つか見本の作成で安心感を手に入れてください!

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