旅のしおりに一工夫!

四季折々の表情を見せる1年の中でも、特に秋は美しい景色や爽やかな気候で、思い出に残る瞬間を楽しむ絶好のシーズンだと言えます。
色とりどりの紅葉、澄み渡った秋空、山々や湖の美しい景色など、秋の自然を堪能する旅はもちろん、ワイナリーツアーやきのこ狩りなど、秋の味覚を満喫する美食巡りの旅もまたいいものですよね。肌寒い夜には暖炉の前でくつろいだり、ブランケットにくるまって星座を眺めたり、冷たいけれど新鮮な秋風を感じながら素晴らしい夜を過ごすこともまた一興です。 そんな秋ならではの旅をもっと魅力的に演出できるのが「旅のしおり」です。今回は、いつもの旅のしおりに一工夫を加え、思い出に新たな彩りを添えるアイデアをご紹介します。仲間同士のハイキングや地域や職場のバスツアー、そして修学旅行や研修旅行まで使えるものばかりですから、ぜひ参考になさってください。
まず、旅のしおりに欠かすことのできない情報は、きちんと漏らさず押さえておきましょう。必ず載せてほしいものとしては次のようなものがあります。
タイトルと日付
表紙に載せておきたいものが、旅行のタイトルと日程です。特別に凝ったタイトルにする必要はありませんが、言葉と旅行のイメージが直結するようなものがいいでしょう。
例えば
「自然の魔法〜森と山々の冒険」
「秋のワインとワンダーランド」
「秋のディスカバリー・トラベル/発見と出逢いの旅」
なんていかがでしょうか?
旅程や宿泊先情報
詳細なスケジュールや交通手段、宿泊先の情報は、旅のしおりに欠かせない重要な要素です。アクティビティやオプショナル・ツアー、食事場所の情報も含めておきましょう。
アクティビティと見どころ
目的地でのアトラクションや、見どころとなる博物館や公園、レストランなどの情報も載せておきましょう。営業時間や料金、予約が必要な場合はその方法などがあれば、自由行動の時間を有効に使うことができます。
地図
スマホで位置情報を把握できる時代とはいえ、目的地や訪問先のおおまかな地図があるといいでしょう。あらかじめ位置関係を視覚的に把握することで、旅行に対するイメージや期待感が高まります。
気候に関する情報
特に山間部が目的地の場合など、出発地と目的地の気温差や特有の気象条件(寒い・湿度が高いなど)を旅のしおりを使って伝えておくことで、服装や現地でのアクティビティの準備がしやすくなります。
持ち物リスト
旅行に必要なアイテムのリストを作成しましょう。例えばハイキング初心者がいる場合には、普段使わないようなグッズを事前に準備しなくてはいけませんから、旅のしおりも早めに渡しておく必要があります。また、グループの目印になるような共通の持ち物(リストバンドやバゲージタグなど)がある場合、その配布方法も検討しておきましょう。
トラベルTips
目的地が海外の場合には、地域特有の文化に関する情報が必要になることがあります。日本では馴染みのないマナーや避けるべきタブーを事前に知っておくことで、予期せぬトラブルを事前に防ぐことができます。また、コミュニケーションを円滑にするために、簡単な挨拶のフレーズなどがあってもいいでしょう。
ここからは、いつもの旅のしおりに一工夫を加えるアイデアをいくつかご紹介します。

QRコード
旅のしおりを少しインタラクティブなものにするために、QRコードを活用してはいかがでしょうか?オンラインマップや訪問先の公式サイト、予約ページなどにアクセスできるようにしておくと、しおりの中の情報量を効果的に減らすことができます。情報量が減れば文字サイズを大きくすることができますので、結果的に読みやすさが向上します。
QRコードを作成してくれるインターネットサービスはいろいろとありますが、QRコードにはさまざまな規定がありますので、不明な点は事前に冊子印刷ドットコムへご相談ください。
ストーリーテリング
訪問先に関するエピソードや豆知識などを盛り込むことで、いつもの旅のしおりに読み物としての魅力を持たせることができます。ゆかりのある偉人や歴史ネタ、映画や本の舞台になった場所であればそのストーリーなど、読む人を飽きさせないものにしましょう。
郷土料理のレシピ
訪問先の特色ある料理を紹介し、そのレシピを載せることで、帰宅後にも旅のしおりを楽しむことができるようになります。旅先の味を楽しめる地元のレストランの紹介があってもいいでしょう。
旅行が終わったらアルバムをつくりましょう!
旅行が終わって家に戻ってきたら、あまり時間を置かずに旅の思い出をアルバムとしてまとめることをおすすめします。お互いに撮った写真を持ち寄ったり、思い出を言葉に綴ったり、イラストや絵日記にしてみたりして、1冊のアルバムをつくってみましょう。
旅のしおりとアルバムがセットになることで、旅行の思い出をいつでも鮮やかに蘇られることができるようになるはずです。
冊子印刷ドットコムの無線綴じ(くるみ綴じ)印刷なら、しっかりとした背表紙もつくることができますので、本棚に並べても見つけやすくなります。また耐久性もあり、繰り返し楽しむことができるのでアルバムにもぴったりです。少部数での印刷も大歓迎ですので、グループの規模に関わらずぜひご相談ください。
また、冊子印刷ドットコムでは電子ブックの制作も承っております。いつでもどこでも旅行の思い出を楽しむことができますので、こちらもぜひご用命ください!