冊子印刷ドットコム-HOME » 印刷・製本コラム » 問題集って自分で作れるの?作り方は簡単?

印刷・製本コラム

問題集って自分で作れるの?作り方は簡単?

問題集1

小学校、中学校、高校など次のステップに進むと勉強もまたレベルアップしていくものです。
レベルアップしてくれば、また使うべき問題集も変わってきます。
問題集を作る時には、色々と考えておかなければならないこともありますし、コツも必要ですよね。

学校の先生であれば問題集を作りたいと思うかもしれませんし、塾などでも手作りの問題集を塾生たちに配りたいと思うこともあるでしょう。
色々な理由から問題集の作成を検討しているものの、どうやって作れば良いのかがわからないという方も多いと思います。 問題集を作りたいとは思っていても、一度も問題集を作ったことがない方も多いと思いますので、いくつかポイントをおさえておいてほしいと思います。

問題集作りにおいてどこから手をつけていけば良いのかわからない方は一度参考にしてみてください。
問題集を作成する場合、ただ問題を並べていけば良いというものではありません。
問題集はどんなものも同じだと思われるかもしれませんが、市販のものなどを見てみると、色々な工夫がなされているというのがよくわかりますよ。
問題集を作成するうえでおさえておくべきポイントをチェックしていきましょう。

問題集というのは、たくさんの分野が一つの問題集に詰め込まれているものよりも、専門性の高い問題集の方がおすすめです。
問題集はそれぞれの分野ごとに特化しているものの方が、情報をとても効率よく収集できます。

専門性が高く、問題集には回答と解説が盛り込まれているのが理想的ですので、この解説までを含めると様々なジャンルの問題が記載されていればかなりのページ数になってしまいます。
解説は問題よりもはるかに多くの文字数が必要になることもありますので、その点については十分に理解しておくようにしてください。

どうしてその回答になったのか、どのようにして覚えると効率的なのかなどがしっかりと記載されている内容にしなければなりませんよ。

また、意外と重要になるのが問題集の見た目です。
色、イラスト、文章などに一切こだわらずに問題集を作ってしまうと読みにくく、使いにくい問題集になってしまうことがあります。
見た目が見にくい問題集になると勉強をする人にとって使いにくくなりますので、デザイン性にもある程度はこだわられた内容にした方が良いでしょう。

また、行間も重要です。
行間なくぎっしり羅列されていると、読みにくいですし、行間になにかを書きこむこともできなくなってしまいますので、程よい行間はとても重要になります。

同時にフォントにもこだわってみましょう。
色をかえたり、太さを変えたりするだけで、文章というのはとても読みやすくなります。
小さな違いですがそれだけで読みやすさは大きく変わります。

そして問題の難易度によってレベルをまとめてみてください。
できるだけ簡単な問題は問題集の最初に、そこから少しずつ難しい問題に変えていってみてください。
そうすることで少しずつ問題集を使う側はとても使い勝手の良いものとして使用できます。
簡単な問題、難しい問題を交互に混ぜてしまうと使いにくくなります。

難易度によって分けて記載していくだけでも自分がどのレベルから問題を解答していけば良いのか一目瞭然ですので、とても便利な問題集になっていきます。
問題集の作り方、問題の配置の方法などがいまいちわかりにくいという場合には、一度市販されている問題集に目を通してみるのがおすすめです。
できるだけ色々な種類の問題集に目を通してみてください。
人気のある問題集、あまり人気のない問題集などに目を通してみると問題集を作るうえでどのようなところにポイントをおさえておけば良いのかもわかるはずです。


問題集2


このように問題集を作るうえで押さえておくべきポイントはいくつかあるのですが、絶対に忘れていけないことは問題集としての役割をしっかりと果たしているのかどうかです。
勉強に役立てられる問題集なのかどうかは、問題だけではなく解答もしっかりと作ることが大きく関係してきますし、読みやすさも追及すべきです。

ひとつの面だけを見るのではなく多面的に問題集を見ていくことで情報の漏れのない魅力的な問題集を作成できるようになっていくはずです。
こんな解き方があるのか、そんな考え方ができるのか、と解答者が気が付ける内容であればより魅力的だと思いませんか?

また、問題集を製本する場合には中綴じ、無線綴じがおすすめです。
中綴じならコストを最小限に抑えつつ作ることができるのですが何度も開閉するものですので強度という点ではやや不安があります。

その点、無線綴じだとコストを抑えながら強度をできるだけ高めた冊子を作ることができますので何度も開閉するのであれば無線綴じの方が強度は高くなります。

その一方で、無線綴じは中央部分までしっかりと開くことはできないので、強度と開閉のしやすさ、書きこみやすさなどを考慮したうえでしっかりと考えるようにしてみてくださいね。

最新記事


冊子印刷ドットコムに電話で相談する

お問い合わせフォーム


© 株式会社春日 All rights reserved.

このページのトップへ戻る