冊子印刷ドットコム-HOME » 印刷・製本コラム » チラシやパンフレットを作成するポイントは?

印刷・製本コラム

チラシやパンフレットを作成するポイントは?

チラシパンフ1

チラシやパンフレットを作成する時の手順やポイントについてチェックしてみましょう。
事前にチェックしておくことで、失敗してしまうリスクをしっかりと回避できるようになります。

まずはチラシやパンフレットを作成するうえでの手順についてチェックしていきましょう。

チラシやパンフレット作成の手順は?


まず基本的な部分として、チラシやパンフレットを配る対象者を明確にしていきましょう。
そうすることで、チラシやパンフレットの内容もまた明確となり、整理できるようになっていきます。

どんな人に見てもらいたいと思っているのか、パンフレットを作るのはどのような目的があってのことなのか、そのチラシやパンフレットを配布することでなにを知らせたいと思っているのかです。
そしてそこからさらにチラシやパンフレットをどこで配布するのか、設置するのか、最終的にどのようなイメージに仕上げようと思っているのかを決めていきます。

チラシやパンフレットというのは飲食店、企業だけではなく、学校のクラブ活動などにおいても作られます。
もしも身近なところに、活動がとても活発なクラブがあったり、いつも多くの応募者が集まっているクラブってありますよね。
そのようなクラブがあれば、そのクラブが配布しているチラシや広告を研究してみてください。

次にチラシやパンフレットでなにを一番伝えたいのか優先順位を決めていきます。
伝えたいことが複数ある場合がほとんどだと思いますが、それらをしっかりと文字に起こして明確にしていき、同時に優先順位をつけていきましょう。
どのような情報を最も強く発信したいのかをかならず確認しておかなければうまく宣伝はできません。

企業として、お店として、クラブとしてどのような情報を一番強く発信したいのかを決めておくだけでパンフレット作りはとてもスムーズかつ良い仕上がりになります。

チラシやパンフレットを作る担当の人がいるとは思いますが、この優先順位を決定するという作業はできるだけ多くのメンバーと一緒に話し合ってみてください。
複数の人が話し合いに参加していた方がより良い情報発信ができるようになるからです。

デザインを決める


伝えたい相手は誰なのか、そのためにはなにを一番に押したいのか、そして次に伝えたい相手にどんなデザインならより興味を持ってもらえるのかを考えましょう。
例えば、お年寄りに読んでほしいのであれば文字は大きめにすべきですし、女性に読んでほしいなら文字は堅苦しいものよりもやわらかな雰囲気のものの方が良いでしょう。

冊子のサイズ、ページ数なども決めていきます。
そして文字の大きさやフォント、イラストや写真の有無なども決めていきましょう。

デザインというのは冊子を作る人がすべてを考えるのももちろん良いのですが、プロのデザイナーにデザインしてもらうのももちろん良い方法です。
印刷会社、デザイン会社などに相談をしてみると、イメージしているもの通り、場合によってはイメージしている以上の仕上がりになることもありますよ。

そこで重要になるのは、一番最初の段階、つまり伝えたいことを明確に伝えておくことです。
誰に伝えたいのか、なにを一番伝えたいのかを明確に伝えておかなければいくらプロとはいえ納得のいくデザインに仕上げることはできません。

コストをかけてプロに依頼したのに、結局思っているような仕上がりにはならなかった…
ということにもなりかねません。

次に見出し、本文を決めていきます。
一瞬で引き込まれるような見出し、そしてその見出しに合う内容の本文を考えていきましょう。
見出しはできるだけわかりやすく、なおかつインパクトのあるものがおすすめです。
そして本文は誤字脱字のない、意味の分かりやすい文章にしていきましょう。

見出しは簡単には作れないかもしいれないので、新聞の折り込みチラシやパンフレット、広告などを参考にしてみるのをおすすめします。
キャッチコピーというのは意外と真似をすると上手にできるものですよ。
チラシ見る



いよいよ配布方法を考えていきます。
チラシやパンフレットが出来上がったら、届けたい人に確実に届けられるように配布方法を考えます。
入念に準備をしてきたものなのですから、どこで渡すのか、どこに置いておくのかも重要です。

お年寄りに読んでほしいのならスーパーや公民館などに置かせてもらうのも良いですし、子どもに読んでほしいなら児童館などに置かせてもらうのもおすすめです。
ここまですべて完了したら、あとはそのパンフレットがどのくらい読まれたのか、どのくらいの方が手に取ってくれたのかをデータにしていきます。
データとしてまとめておくと、次にパンフレットを作って配布する時の重要な参考資料になりますよ。

チラシやパンフレットなどの作成が決まったら、すぐに書き出してしまうのではなく、
まずは目的の設定や現状分析などに時間をしっかりとりましょう。
クラブが発信する配布物はクラブそのもののイメージを形づける大事な手段です。
作成担当者だけではなく、クラブの他のメンバーなどとも意見を交わしながら、
クラブとしての総意のもと、イメージが正しく伝わるように心がけましょう。

最新記事


冊子印刷ドットコムに電話で相談する

お問い合わせフォーム


© 株式会社春日 All rights reserved.

このページのトップへ戻る