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印刷・製本コラム

学校案内のパンフレットってどう作れば良い?デザインや製本方法は?

学校

学校案内に使用するパンフレットというのは、入学してくる学生にとって入学したいのか、入学してみたいと思ってもらえるのか判断するうえで極めて重要なものです。
ウェブ上でも色々な情報が得られるものの、やはり学校のパンフレットというのは根強い人気があります。

受験する時には、それぞれの学校のパンフレットをしっかりと調べて、どの学校を受験したいのかを考えるうえで重要な参考資料になります。
そのため、パンフレットを作成する学校にとっても、とてもわかりやすく効果的な内容にしたいと思いますよね。 学校というのはそれぞれに校風というものがあります。
その校風にしっかりとマッチした特徴、魅力を伝えるようにするべきです。
学生にパンフレットを渡すと、捨てるのがもったいなくなるような、そんな魅力的なパンフレットを作りたいと思いますよね。

それでは、パンフレットの作り方についてご紹介していきます。

パンフレット作りのポイント


パンフレットを作るうえで押さえておくべきポイントがあります。
まず、デザインです。
パンフレットの最初の印象を大きく変えるのが表紙です。
表紙のデザインというのは、誰もが最初に目にする部分です。
その学校がどのような学校なのかを伝えるポイントですので、入学をしようと思っている学生に対して、この学校がどのような雰囲気で、入学するとなんだか楽しそうと思ってもらえるように工夫する必要があります。

学校のイメージ、どのような部分をPRしたいのか、表紙デザインをしっかりと考えておく必要があります。
しっかりとわかりやすいキャッチコピーを入れたり、学校の特色が伝わるイラスト、写真を入れるのがおすすめです。
実際にその学校に通っている在校生の表情などがわかるとより入学した時のイメージがしやすくなりますよね。

学校案内パンフレットを作るのをデザイン会社などに依頼する場合には、その学校に入学してどのようなことが得られるのか、どんな魅力があるのかなど良い部分をしっかりと伝えるようにしてみてください。

デザイナーというのはそのような情報から表紙のイメージを作っていきますので、どれだけ情報を細かく伝えられるのかが極めて重要になります。
発注する前にしっかりと情報を整理しておくようにしてください。

デザイナーに依頼する場合、やはり直接ディレクターに会ったり、電話などで相手の人柄がある程度把握できるようにしておくのがおすすめです。
どのような人柄なのか、どのような対応をしてくれるのかを把握できるからです。

また、メールなどだけでやりとりをするよりも、直接会うことによって相手により細かくコンセプトを伝えられるので直接会う、電話をするというのはとても重要になります。

ただ、なによりも重要になるのはパンフレットデザインを正確に伝達できているのかが極めて重要です。
中には、デザイナーの好みばかりを押し付けてきて、コンセプトをないがしろにする場合もあります。
そのため、方向性がずれないようにするためにも、お互いの意思疎通が重要になるのです。

入学した時にどのような学生生活になるのかをイメージできるパンフレットになるようにしてください。
入学予定の受験生に対して、どんな学校なのかをイメージできる情報を集めてください。
進学するための地図、施設や設備、その後の進路や学費がどのくらいかかるのかが重要になります。

どれだけデザインが優れた読みやすいパンフレットでも、結局内容の薄いパンフレットであれば意味がありませんよね。
在学生の実際の声などを含めて、どのような学校生活になるのかがわかるようにしてみてください。

学校先生


同じように、先生の紹介もおすすめです。
生徒とって学校生活の多くの部分は先生との授業、部活動などになります。
そのため、どのような先生に教えてもらえるのかは極めて重要なポイントになります。
どのような学校にも人気の先生、授業が楽しい先生、面白い先生というのがいるものですので、先生のキャラクターをしっかりパンフレットに出すというのもおすすめです。

あらゆる面で共通していることは、学生の心にしっかりと響くデザインにするということです。
今は子どもの数も少なく、学校は子どもたちにとって魅力ある学校をつくり、その魅力を伝えて通ってもらわなければなりません。

そのため、パンフレットを見た瞬間に、ワクワクするような、魅力を感じる内容にするのがおすすめです。

そのためには写真を使うのがおすすめではありますが、高校、大学などであれば問題なくとも幼稚園や保育園のパンフレットの場合には写真の肖像権に注意してください。
園児の姿が不特定多数の人に見られるパンフレットに載るというのは必ず許可をとらなければなりません。

どれだけ魅力的なパンフレットでも、肖像権に触れているようではパンフレットとして使えないので十分に注意してください。
パンフレットは色々とコストもかかりますが、製本方法自体は中綴じでも十分に可能ですので、製本コストを抑えてデザインにコストをかけるなど工夫をして魅力的なパンフレットを作ってみてくださいね。

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