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手作りの小説をつくるのは簡単?作り方は?

小説イラスト

小説を書こうと思ってもまだまだ数をこなしていないうちはうまく書けなかったり途中で何を書けば良いのか分からなくなってしまったり…
結果的にそのまま小説を書かなくなってしまうこともあるでしょう。

頭の中に浮かんでいる物語やその物語を構成しているさまざまなアイデアをしっかりと小説として形にするためには何から始めてどう締めくくればいいのかという流れを把握しておくのがおすすめです。

特に小説はこれまでに一度も最後まで書き上げたことがない人やこれからもっと小説を上手に書いていきたいと思っている方は是非チェックしてみてください。

まず最初に始めることは?


小説をかく時、まず物語をまとめていかなければなりません。
ただ、それは簡単なことではありませんし、慣れが必要です。
いきなり原稿に向かってしまうと、途中でアイディアが思い浮かばなくなってしまったり、全く筆が進まなくなってしまうこともあります。

小説を書くのであれば、やはり最後までしっかりと完成させたいものですよね。
書き始める前の準備段階が、とても重要になってくるんですよ。

その準備というのは決して難しいものではありません。
まず、思い浮かんだアイディアはあとになって思い出そうとするのではなくしっかりと細かく書き留めておくことです。
小説がどのくらいのボリュームになるかも決めておいてください。
これらの点をしっかりと押さえておけば、小説を書くのもとても簡単になります。

そのうえで、ネタ帳というのはとても役立ちます。
小説のネタというのは、実は普段の生活の中にたくさん転がっているものです。
そしてこのネタが思い浮かんだ時にすぐにメモするのが重要になります。
もちろん紙媒体ではなくても、スマートフォンのメモ機能を使っても問題はありません。
しっかりとメモして忘れないようにするのが重要になります。

このメモはかなりの枚数になると思いますので、メモ用紙ではなく専用のノートにしてみてはどうでしょうか。
思い付いたことはどんな内容でも、徹底的に書き記していくようにしてください。
と同時に気になっていること、疑問点も書いておくと便利です。
メモやアイディアノートではなく、日記帳でも問題ありません。
日記をつけておくだけでも、かなりアイディアは溜まっていきます。

小説メモ



また、小説を書いている中で、疑問点や納得のいかない部分があればそれらもしっかりと調べておいてください。
そのような情報から思いがけない想像が広がったり、テーマが決まったり、重要な話の軸となることもあるんですよ。

溢れてくるアイディアはしっかりとジャンル分けをしておくようにしてください。
恋愛やSF、歴史といったようにジャンル分けをしておくようにすると、アイディアノートとしてとても魅力的です。

どのジャンルがどのジャンルの小説に役立ってくるのかはわからないので、色々なジャンルノートを作るようにしてみてくださいね。

ノートにびっしりとアイディアを書くのではなく、余白をしっかりと作るようにしてください。
後々になって付随する色々な情報を書き込むことができますので、余白を忘れないでくださいね。

これから書いていきたいジャンルをしっかりと調べておくと、ジャンルごとにどうストーリーを進めていくことが多いのか、どんなパターンが多いのかがはっきりと分かるようになってきます。

ジャンルごとにある人気のパターンやストーリーの進め方などを把握しておくと、より魅力のある小説になります。

自分の書きたいものはどのようなジャンルなのかをしっかりと明確にして、そのジャンルを知ったうえで書き始めるようにしてください。

ジャンル分けですが、まずどのような内容の物語にしようと思っているのか、誰に書いているのか、という大きなジャンル分けができます。

作品がどのような内容なのかによっても分類できます。
ミステリー小説なのか、ファンタジーなのか、ノンフィクションなのか、小説の内容によって分類できますよね。

もしも、事件を推理しながら解決する小説にするのなら、推理小説になります。
魔法使いが登場するのならファンタジーですね。

次にどんな読者に読んでほしいのかによっても分類できます。
読者を属性で分けます。
児童文学、純文学など細かく分けられていますよね。

今は趣味で小説を作っているとしても、後々は本気で小説家デビューしたいと思うのならなおさらこのようなジャンル分けは必要になってきます。
そのため、できるだけ早い段階から、ジャンル分けについてはしっかりと意識しておくようにしてください。


小説は短編?長編?


これはとても重要なポイントになります。
書きはじめたもののなかなか話が膨らまなかったり、書きたいと思っているシーンをたくさん詰め込んだら長くなりすぎた…
このように最初に長編なのか、短編なのかを明確にせずに書き始めてしまうと思いがけずグダグダな内容になってしまうこともあります。

冊子にするのは中綴じでもよいですし、無線綴じでも良いのですが、やはり自分で作るのなら中綴じがおすすめです。
小説は実は書き始めるまでの準備次第でその作品の良し悪しがかなり決まってくるんですよ。

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