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広報誌の作り方って?どうやって作る?印刷方法は?

広報誌


広報誌というのは、自社の魅力、サービスを外部の人たちに向けて効率よくPRするためのものです。
ただ、それだけでは広報誌の意味としては不十分です。

区外的に広報誌の意味や、どのような目的で作成されるのかについても含めてご紹介していきたいと思います。

広報誌、広報紙、実は2種類あります。
広報誌と広報紙というのは自治体や企業などの団体が活動や方針を明確にするために発行するものです。
発行者のサイズや見た目などによって広報誌、広報紙とが区別されます。

広報誌と広報紙との違いは?


公益財団法人の説明によると、タブロイド判のような新聞紙型の場合には広報紙です。
A4判のような雑誌型の場合には広報誌と表記されます。

大きさ、形によって区別されているのですが、自治体が発行しているものは、広報紙に分類されます。

この広報誌の役割ですが、広報誌というのは官庁、自治体などにおいて多くのターゲットに向けてどのような活動をしているのか宣伝をするために使用します。
広い範囲に対してアプローチすることができます。

さらに、広報誌というのは宣伝、伝達だけが目的ではなく、地域のコミュニティをターゲットに、ピンポイントで情報を伝えられます。

地域のコミュニティに対して、交流を目的として情報の伝達、宣伝をしたい場合にも効果的です。

では広報誌にはどのような内容を記載すれば良いのでしょうか。
広報誌の内容は、どのような目的で作ったのかにもよりますが、表紙、本文、裏表紙の3つで作られています。

表紙は広報誌のまさに顔となるものであって、表紙の印象によって読んでもらえるか、読んでもらえないかが決まります。

タイトル、発行年月日、発行番号、テーマなどを記載します。
広報誌がどんな時に読者の目に入るのか、どのような情報を表紙で伝えれば読みたいと思ってもらえるのか、そういったことをしっかりと考えながらレイアウトなどを検討してください。

内容は広報誌のまさに肝となる部分です。
広報誌を作成するうえで目的、目標をしっかりと達成するためにたくさんの要素から成り立っています。

目次からはじまり、定常企画、特集です。
目次は情報を欲している人に対して、内容を簡単に把握できるようにします。

定常企画というのは、広報誌によって毎回取り上げられる企画のことです。
活動報告、ニュースなどを紹介したり、読者の声を取り上げることも多いです。

定常企画は特集企画に比べると制作自体に時間がかからないので冊子を制作するうえで制作工数を少なくすることができます。
定常企画をいくつか決めておくと制作はとてもスムーズになります。

特集企画はその時の時事企画や社会の流れなどによって定期的に取り上げるわけではない企画のことです。
広報誌においては、特集企画が広報誌における表紙として掲載されており、広報誌のまさに顔となるものです。

裏表紙は広報誌の内容などによって裏表紙をどのように活用するのかは変わってきます。
雑誌などを参考にして発行したい広報誌に合う裏表紙を活用してみてください。

編集後記やアンケートの掲載もよくありますね。
読者が使っている情報を掲載するのもおすすめです。

広報誌を作る時のポイント


広報誌を作る時に押さえておくべきポイントがあります。
広報誌作りをする時には、以下のポイントを押さえておきましょう。

まず、誰にどのような情報を届けたいのかをはっきりとさせます。
効果的な広報誌を作るためには、作成する前の段階でしっかりとターゲットをはっきりさせて絞っていくのが重要です。

不特定多数の読者に情報を発信しますので、しっかりと狙ったターゲットに情報が届くようにしなければなりません。
広報誌だからといって広く浅い情報ではなく、ターゲットを明確にして情報を届けることが重要です。

配布をする地域、場所、性別などを明確にしていきます。
読者にどのようなことを感じてほしいのか、自治体が発行している広報誌というのはその地域に住んでいる人とのコミュニケーションの1つになるよう作る必要がありますし、企業であれば自社サービスをより効率よく伝えられるようにすべきです。

また、予算をしっかりと確認してすべてを内製するのか、外注するのかを明確にしましょう。
コンセプト、伝えたい情報を明確にしたらそこから予算を確認していきます。

広報誌にかけられるコストは限られています。
その限られたコストの中で、最大限クオリティの高い広報誌を作成するためには、内製と外注をしっかりと分けることです。

外注できるものは外注して、内製できるものは内製する、それが極めて重要です。
無理をして時間とコストをかけて内製しようとしても意味がありません。
内製できないこと、内製よりも外注した方がコストも時間も削減できるものは少なくありません。

広報誌は中綴じで十分に冊子として制作できますので、コストを低く抑えられる中綴じで作成するのですから、他の面でもコストを抑えられるものは抑えて、効率よく広報誌を作ってみてくださいね。

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