夏休みの自由研究に図鑑を作ってみる!製本方法は?

図鑑と言えば子供の頃にお父さんやお母さんに買ってもらったり図書館で借りて読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。
この図鑑と言うのはもちろん購入して読むのも良いですが、子供たちが自分で調べて手作りをすると言うのもとても人気があります。
図鑑を作る時間がたっぷりとある夏休みの自由研究の時も図鑑作りはオススメですよ。
自由研究と言うのはテーマに悩んでしまうこともありますし調べたり実験するのにも時間がかかりますので、子供たちにとってはあまり楽しいものでは無いかもしれません。
しかし自分が好きなものを図鑑にすると言うのであれば興味のあるものですのでやる気満々で驚くほど集中して作ることができるんです。
図鑑作りをするメリット
図鑑を作るというのは実は思考力を高めると同時に、判断力や表現力を向上させる上でも非常に効果的だと言われています。
図鑑作りをするときにはまずどのようなテーマの図鑑を作るのか、どのようにしてテーマに合ったものを見つけるのかということから子供自身が決めていきます。
最初は悩んでしまうこともあるかもしれませんが何の図鑑を作るのかということが決められればその時点で判断力が向上しています。
そして図鑑はただ作るだけではなく後から読み返したときにその内容がしっかりとわかりやすいものにまとめておく必要があります。
どのようにして絵や文章を配置すれば良いのか、どうすれば楽しみながら読むことができるのか、ということをしっかりと意識しながら作るので表現力を飛躍的に向上させることができます。
図鑑作りはあくまで自分の手作りのものではありますが最終的には誰かに見せるということをしっかりと目標にしておくとどうすれば見やすくなるだろうと考えながら作ることができます。
一度にたくさんの情報をインプットして、たくさんの情報をアウトプットしてお子さんの脳の働きを驚くほど活性化させることができます。
手作り図鑑を作る方法
手作りの図鑑を作るのはとっても簡単でシンプルです。
身近にあるものを使って作ることができます。
まず紙とハサミ、のりと色鉛筆、写真を載せるのであればカメラやスマートフォンも準備しておいてください。
まず何の図鑑を作るのかを明確にしていきます。
自分が興味があってより詳しく深く探ることができるテーマを選ぶようにしましょう。
テーマは人気なものとあまり人気のないものなど色々とさがありますが生き物図鑑はやはりとても人気があります。
夏休みのお出かけをしたときに見た生き物や、普段はあまり接することのない生き物など実際に触れた生き物について調べて図鑑にするだけでそれはとても良い思い出にもなりますしより身近な生き物に対しての興味がわきます。

次に植物です。
通学路はもちろん家の周りなど植物というのは数え切れないほどたくさん存在しています。
名前もわからなければ種類がわからないようなものはたくさんありますのでそれらの名前を図鑑を作りながら覚えるとより興味がわき楽しくなってくると思います。
キャラクター図鑑もとても人気があります。
キャラクターはどんなものでも構いません。
ゲームに登場するキャラクターでもいいですし漫画の中に出てくるキャラクターでも問題ありません。
自分が好きなキャラクターやそのキャラクターに関連するアイテムなどもおすすめです。
次に、テーマに合ったイラストや写真等を準備して紙に貼り付けていきます。
そしてその写真やイラストの説明文を書いていきます。
虫の図鑑であればその虫がどのような名前でどのような特徴があるのかなどを記載していきます。
もちろん調べた情報載せても良いですし自分でしっかりと解説をして得られた情報を記載していくのも良いですよね。
説明文を書いたら紙をまとめて綴じていきます。
図鑑を作る時には、中綴じのようにホッチキスを使った簡易的な製本方法でももちろん問題はありませんが、図鑑ですので少し本格的な製本でも良いのではないでしょうか。
無線綴じは特にページ数が多い図鑑に最適です。
ただし、ページ数が少なければ中綴じは適していないので、ページ数が多く、なおかつ今後も大切に保管したい、頻繁に読みたいというのであれば無線綴じをおすすめします。
植物図鑑で、和風なイメージにしたいという場合には糸かがり綴じもおすすめですよ。
糸かがり綴じであれば、自分で製本する場合にも決して難しくはありませんし、見た目も和風な仕上がりになって、強度も高いので何度も読み返すのであればおすすめです。
冊子を作るというのはとてもむずかしいと思われている方も多いようです。
たしかに初めてだとわからないこともたくさんあると思いますが、重要なことは自分の好きなことをテーマにして、そのテーマに沿って図鑑を作るだけです。
どうしても自分では作れない、というような場合には専門業者に依頼をして大切な図鑑を作ってみてはどうでしょうか。
きっと納得のいく図鑑を作れると思いますよ。