冊子印刷ドットコム-HOME » 印刷・製本コラム » 部活動報告書はどんなことを書けば良い?製本方法は?

印刷・製本コラム

部活動報告書はどんなことを書けば良い?製本方法は?

部活1


大学入試の推薦型選抜、総合型選抜においては志望理由書や調査書だけではなく活動報告書の提出が必要になることもあります。
この活動報告書とはいったいどのようなものなのか、活動報告書の書き方についてご紹介していきます。

活動報告書ってなに?


学校推薦型選抜、総合型選抜においては学力だけではなく受験者がどのような長所を持っているのか、というのが重要になります。
その時に必要な書類として志望理由書と調査書だけではなく活動報告書を提出しなければならないことがあります。

大学側にとってこの志望理由書というのは、受験者がこれからどのような未来を見据えているのか、これまでにどのようなことに頑張ってきたのかを把握するうえでも重要な書類になるのです。

大学が指定している報告書の形式にもよるのですが、学業、学校行事、委員会などはもちろん、学校外における活動、チャレンジしたことなど自分が力を注いてきたことを大学に伝えられます。

この活動報告書を作成するうえでの重要なポイントとなるのが、大学や学部が求めている人物像にしっかりとマッチしているのかどうかをアピールすることです。

また、この大学に入学をしてこれから色々なことを学びたい、目標を成し遂げ合いという豊富につながっているというのも重要になります。

高校の教師が作成している調査書には高校における学校生活での記録が記載されており、それらとズレがないように十分に注意しなければなりません。

部活2


活動内容の記載


活動報告書に記載すべき項目としては、活動内容です。
まず、相手に対してどんな活動をしたいと思っているのかを伝えるためにも、活動内容をできるだけ細かく記載していきましょう。

初めに目に入ってくる活動名を考える時には、その活動内容を見ただけで想像できるものである必要があります。
地域の清掃活動をするのであれば「○○地域における清掃活動」のようにはっきりと分かる活動名にしてみてくださいね。

活動の理由や目的


活動報告書において記載すべきこととしては、活動の理由と目的です。
活動の理由というのは、どうしてそのような活動をすることになったのか、その活動を通してなにを得たいと思っていたのかを詳しく記載していきます。

特に昨今なら、SDGsのために環境に優しい会社、人材を増やしたいからといったように客観的な書き方をするのがおすすめです。

活動の規模も忘れないでください。
活動の規模というのは参加者数が主になります。
参加者数が明確に分からなければ、個人での活動なのか、だいたいどのくらいの人数での活動なのか規模がわかるようにしてください。

活動による成果


活動報告書いは活動の成果が最も重要になります。
社会人になると過程はもちろんですが、結果も求められるのが当然です。
活動をしたことによって、どのような成果が得られたのか、活動にどのような意味があったのかを相手にしっかりと伝える必要があります。

清掃活動であれば、清掃をしたことでどうなったのか、ということですが「掃除をしてきれいになりました」というような内容はあまりおすすめしません。

誰が読んだとしてもより具体的なイメージができるように、具体的な数字を使って記載するのが重要です。
変化がわかりやすくなるように、必要なのであれば資料も添付するとより効果的です。

公園に落ちているペットボトルや空き缶を5kg集めました!
というように詳細に記載するように意識してみてください。

面接においては、何を聞いてほしいのかを考えておきましょう。
基本的に志望理由書や活動報告書に記載されている内容が合否を決めるほど大きく影響することはないと思います。

ただ、入試の過程において面接が行われるのであれば、提出資料を基本として、そこから面接官が質問をして、それに答えるということになります。

つまり、何を質問されるのかは自分である程度コントロールできるということです。
自分がアピールしたいポイントを質問してもらえるのかどうかを考慮したうえで出願書類を作成していくのが重要です。

実際に聞かれたいことを聞かれた時には間違いなくしっかりと話せるように準備しておいてくださいね。

自分だけで作成をして提出するのも良いのですが、それでは誤字脱字を見落としていることもあります。
そのため、担任の先生、進路指導の先生に相談をしておいたほうがより良い書類作成が可能になります。

先生に添削してもらって、そこから修正をしたり、加筆をしていくようにしてみてください。
先生はやはり進学や進路指導における経験が豊富な場合が多いですので、もしも活動報告書を作成するのであれば、経験豊富な先生に添削を依頼するのがおすすめです。

活動内容によっては非常にページ数が多くなるかもしれません。
その場合には中綴じのような簡易的なものでも良いので冊子にしてみてはどうでしょうか。

冊子にするだけでも読みやすくなりますし、見た目もとても良くなるのでおすすめですよ。

最新記事


冊子印刷ドットコムに電話で相談する

お問い合わせフォーム


© 株式会社春日 All rights reserved.

このページのトップへ戻る