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印刷・製本コラム

問題集を作る時のポイントは?どんな綴じ方で作る?

授業

問題集を作成してみたい!
学校で問題集を作ってほしいと頼まれた!
塾で使う問題集を作りたい!
このような理由から問題集を作りたいと思っているものの、どのように作れば良いのかが全く分からないという方も多いのではないでしょうか。

問題集作りにおいて悩みを抱えている方の中には問題集作りなんて初めて、なにから手をつけたら良いのか分からない方も多いはずです。
そこで、問題集を作る時に注意すべきポイントについてご紹介します。

問題集作成におけるコツは?


問題集を作成する時には、問題をただ並べて回答をつけるだけで良いというものではありません。
問題集なんて同じだと思われるかもしれませんが、実は問題集1つひとつに色々な工夫がなされていて、使いやすく作られています。 そこで、問題集を作るうえで押さえておくべきポイントについてご紹介していきます。

まず、問題集はある分野の専門性を高めた問題集を作るというのが重要です。
問題集を本屋などで見てみると分かるのですが、分野に特化した問題集が大半です。
というのも、問題集は分野ごとにしっかりと特化することによって、細かい内容を説明すると同時に問題集の作成に不可欠な情報を効率よく収集できるからです。

いくつかの分野が混ざっていると、解説までしっかりと付け加えていくとかなりの量の問題集になってしまいますので、解説までは盛り込めないということもあります。

解説がないと、問題がわからなかった人にとってはあまり魅力的な問題集とはいえないので、回答だけでなく解説をしっかりとセットにする必要があります。
だからこそ、1つの分野に特化するというのが重要になるのです。

もちろん、簡単な一言二言の解説ではなく、解説になにを書くのかもしっかりと考えておかなければなりません。
解説が書いてあっても、わかりにくいものでは意味がありません。

どうしてそのような考えになったのか、どのように覚えれば良いのかといったように、できるだけオリジナリティの高い解説を含んだ問題集であればとても魅力的です。

見た目にこだわる


見た目にこだわるというのも重要です。
色やイラスト、文章なども適当に決めていると、理解しにくい問題集になってしまいます。
見た目が見にくい問題集だと、勉強をする人にとってはやはりやりにくいはずです。
では、どうすれば見やすくなるのかですが、それはしっかりとスペースを活用するということです。

問題が行間なく羅列してあると、文章を見失う可能性があったり、探したいことがどこにあるのか分からなくなったりします。
問題が見にくい問題集は良い問題集ではないため、問題を一文ずつ改行することや、空白を使うことで、見やすい問題集を作成しましょう。

また、フォントを変えてみるというのもおすすめです。
重要なところは色をかえたり、文字を変えたり、そもそも全体のフォントを変えてみたりするだけでも、驚くほど読みやすさが格段によくなる場合があります。

そして、問題のレベルをまとめるということです。
簡単な問題は序盤に、難しい問題を後半に、といったようにすると問題集を使う人にはとても使いやすくなります。
簡単な問題と難しい問題を混ぜてしまうと問題集としては使いにくくなってしまいます。

はじめは基礎的な問題、次第に難しい問題へと発展していきく、といったように問題の配置を工夫するようにしましょう。
難しさをしっかりと配慮して配置するだけで、自分がどこから問題を解けば良いのかも回答者は一目瞭然ですので魅力的な問題集だといえます。

もちろん、これから問題集を作ろうと思っているのであれば、すでに販売されている問題集などをしっかりと分析してください。
今売られている問題集を調べると、数え切れないほどたくさんのものが販売されています。
どのような問題集が売れているのか、人気があるのかを分析して、人気の問題集がどのような構成、デザインになっているのかを調べてみてください。

どこが良いのか、どのくらいの値段で、どのような人に支持されているのかをチェックしてみてください。

勉強中

そしてこれは基本的なことですが、問題集として、勉強に役立つ情報をしっかりと提供するということです。
問題と解答を作成するえで極めて重要です。
1つの面だけを見るのではなく、様々な面から見るようにすると、情報の漏れを防ぐことができます。

1つの問題も、様々な角度からしっかりと見ることで、より抜けがなくしっかりと情報が詰め込まれた問題集にすることができるはずです。

問題集を製本する時には、中綴じが一番シンプルかつコストも抑えられるのですが、何度も開いたり閉じたりする問題集ですので、できるだけ強度の高い製本方法を選択してみてください。

無線綴じだとコストを最小限に、なおかつ強度の高い冊子を作れるので、何度も繰り返し使用する問題集においては最適です。
問題集を学校、塾、仲間内で作って、配りたいという場合にはぜひ使っていて本当に意味のある問題集を作ってみてくださいね。

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