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植物図鑑を完全オリジナルで作ってみる!無線綴じ?中綴じ?

植物図鑑

1人でぶらぶら、子供とと一緒に、犬の散歩で…
など普段からお散歩を習慣にしている方も多いのではないでしょうか。
このお散歩、ただ歩くだけではなく、植物図鑑や植物マップを作るための時間にしてみるというのはどうでしょう。
というのも、近所をお散歩しながら気になった植物、好きな植物をチェックしてみるとお散歩がもっと楽しくなりますよ。


ボタニカルマップって?


ボタニカルというのは「植物の」という意味があります。
つまり、ボタニカルマップというのはその名の通りで、植物の地図になります。 自宅周辺はもちろん、職場の近所、幼稚園や保育園までの道にある植物を調べて、マッピングするというものです。
細かい地図という形式ではなくても、どこでお花が咲いた、どこのお花がもうすぐ咲きそう、といったように、チェックしている方はとても多いと思います。
そのような発見、気になることをマッピングしていくのがボタニカルマップになります。

このボタニカルマップの魅力は、マッピングすることによってお散歩の楽しみが増えるということです。
そしてお花を自宅で育てていなくても、どこにいけばどんなお花が咲いているのかを把握できるので、お花の美しさを楽しめるのはもちろん、季節を感じることもできますよね。

また、桜の木、欅といった虫のつきやすい樹木や管理をするのが大変な高木を管理するのはとても大変です。
街路樹、公園の木などであれば好きな時に、好きなだけ眺めることができますので、マッピングしておくだけでとても便利ですよね。
また、知り合いや友人ともその情報を共有できるのも魅力的です。

みち



季節ごとに歩く道を変える


毎日歩く散歩道、幼稚園や保育園までの道はどこにどのお花が咲いているのかで選ぶのも面白いですよね。
金木犀の香りが良い季節には、金木犀が咲いている道を通るようにしたり、桜の季節には桜の咲いている道を、紫陽花が咲いている季節には紫陽花の咲いている道を選ぶようにすると、それだけでもお散歩はより魅力的なものになります。

ボタニカルマップに記載しているお花のスポットを、スタンプラリーのようにして歩くだけでもとても魅力的だと思いませんか?

また季節ごとに歩く道を変えていくと、それまでは知らなかったお花を見つけることもよくあります。
初めて見た知らない草木を見つけたら、その草木の名前を調べてみてください。
そうすると、より知識が深まりますよ。
植物の名前を調べる時には、植物の葉っぱの形、色、香りなどの情報を入れるとより正確な情報を入手できやすくなりますよ。

常緑樹か落葉樹か、単葉か複葉か、大きさや形、葉脈はどのような形になっているのかなど手に入る情報は様々です。

また、花の形にも注意してみてください。
花の形が平らに開くのか、釣鐘型か、団子型か、そしてその花がいつ開花したのかも重要な情報になります。
もしも実のなっているものならいつ実が成ったのかも覚えておいてくださいね。

このような情報を少しずつでもチェックして、図鑑やウェブで調べてみるとより内容の濃い、充実したボタニカルマップになります。
見つけたもののその草木、花が一体なんなのかわからなければ、それはわからなかった植物として一旦置いておいて他にも情報が入るたびに追記していくと、最終的にはその植物が一体なんなのかがわかります。
その情報を収集するのもまたボタニカルマップの面白さですよ。

ボタニカルマップは土地勘のない場所に引っ越したばかりだったり、新生活が始まる時に作るのもおすすめです。
新しい場所というのはワクワクドキドキしますが、同時に不安も出てきます。
でもそんな時にボタニカルマップを作るだけでも楽しみができますし、色々な場所に足を向けたくなるので前向きな気持ちになると思いますよ。


ボタニカルマップが複数できたら


ボタニカルマップを近所の散歩道、通園時の道、お買い物の道などボタニカルマップも色々な場所のものができあがったら、今度はそれを冊子にしてみてはどうでしょうか。

製本方法には様々な種類のものがあるのですが、コストを抑えて、なおかつ手軽に作れる方法があります。
それが無線綴じ、中綴じなどです。

無線綴じというのは、本の背の部分を専用の接着剤で固めるものです。
糸や針金を使用しないので無線綴じと呼ばれています。
ページ順に並べて、本の背に接着剤をつけます。

この無線綴じは、24ページ以上の冊子に適した製本方法で強度も高いので何度も読み返す時におすすめです。
長期保存にもむいています。

中綴じは、本を開いた中央部分を針金で綴る方法で、ホッチキスなどを使用すれば手軽に作ることができます。
表紙、本文部分とを二つ折りにしますのでページ数は4の倍数になります。

8ページから作成することができますし、手軽に製本できるのが魅力です。
本の根本まで開けるので写真やイラストなどを多くしようした冊子にも適しています。
ボタニカルマップのように写真やイラスト、中央部分までしっかりと開きたい場合には最適ですよ。

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