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印刷・製本コラム

新入園児に向けた幼稚園パンフレットの作り方

入園

多くの保育園や幼稚園において、入園案内やパンフレットが作られます。
このパンフレットというのは、工夫によって様々な場面でとても役立ちます。
パンフレット次第で、これから入園をしたいと思っている園児、そして園児の親御さんに効率よく園をアピールすることができます。
園をしっかりとアピールできる、魅力的なパンフレットづくりをしたいと思いませんか?


どんなパンフレットにするのか目標を立てる


保育園、幼稚園、こども園などに入園を考えている保護者にとって、入園案内パンフレットというのは園のイメージをどのように持ってもらえるのかの重要なはじめの一歩になります。 パンフレットにはコストもかかりますし、手間もかかるのですからしっかりとパンフレット作りに目標を持ってみてはどうでしょうか。

どのくらい配布するのか、という数を明確にすることによってどのくらいの配布をすればどのくらい入園希望者が集まるのかというのをある程度明確にできます。

作成したパンフレットの数と入園希望者の数とをデータとして残しておくことによって今後のパンフレット発行部数をどのくらいにするのかの基準にもなります。

また、パンフレットをいつ、どのようなタイミングで渡すのかも重要なポイントになります。
パンフレットを渡す場面というと、やはり入園を希望している子どもの親御さんというイメージが強いと思いますが、実はパンフレットを渡すタイミングはたくさんあります。

入園している保護者に対してパンフレットを渡すと、その保護者の知人、友人で保育園や幼稚園をさがしている保護者にパンフレットを渡してもらえるかもしれません。

また、スーパーや図書館、児童館などにパンフレットを置かせてもらうことができれば、パンフレットを手渡しで配布しなくても、その情報を求めている親御さんはパンフレットを手にとってくれるでしょう。

園児


誰に見てもらいたいのか


パンフレットを作るうえで、誰にパンフレットを見てもらいたいのかを明確にするのも重要です。
誰に見てもらいたいのかによっても、デザインは違ってきます。

入園がすでに決まっている保護者に対してはその園に安心して通園してもらえるように先生の紹介、園の紹介、園児たちがどのように過ごしているのかを知らせる内容の方が良いでしょう。

また、誰に見てもらいたいのかがまだ明確になっていないのであれば、園周辺の地図などを載せるようにしたり、園がどのようなことに力を入れているのかをPRすると園生活における子どもの過ごし方なども想像しやすくなります。
いくつかのパターンでパンフレットを作成しておくと、よりターゲットに対して良い情報を提供できるようになります。


小冊子って?


パンフレットは小冊子と呼ばれるものに分類されます。
この小冊子というのは、5ページから48ページで、不定期的に発行されるものと定義されています。
ページの少ない冊子のことを小冊子と考えて良いでしょう。

小冊子は、1枚のチラシに比べて画像、文字など色々な情報を多く掲載することができます。
イラスト、写真のようなものが多い場合には、小冊子の方が読みやすくなります。

さらに、ページが別れていることによって、複数の異なる情報をまとめることができ、なおかつごちゃごちゃした印象にはならないので伝えたい情報を効率よく、すっきりとした印象で伝えることができますよ。


小冊子の綴じ方


小冊子の綴じ方というのは色々とあります。
例えば、中綴じです。
見開きの状態の用紙を重ねて二つ折りにして、針金などを使用して見開きになっている中心部分を綴じます。

2つ折りにされている中心部分を綴る方法ですので、ページ数は4の倍数になります。
ページ数の少ない冊子に適しているので、小冊子に最適です。
レイアウトが見開きにしやすく、写真やイラストを多く使いたい場合にも中央部分までしっかりと開くのでおすすめです。

写真の掲載が多くなる雑誌などにおいても用いられる製本方法です。
幼稚園や保育園の日常を写真で紹介したい場合などにもおすすめです。

次に無線綴じです。
無線綴じというのは針金、糸などを使用せずに専用の接着剤を使用して背面を綴じます。
ある程度ページ数の多い冊子に適しているので、背表紙を作ることができます。

無線綴じにおいてページ数が少ないと、接着剤が付着する面積が小さくなるのでどうしても強度が落ちてしまいます。
ページ数の多いパンフレットを作成するのであれば無線綴じでも良いのですが、ページ数の少ないパンフレットなのであれば無線綴じではなく中綴じの方が適していますし、コストもかからないのでおすすめです。

入園案内やパンフレットを作成して、これから入園する子どもの親御さんに園をしっかりとアピールしたい!と思われるのであれば、より写真やイラストなどを強くアピールできて、なおかつコストを抑えられる中綴じを使ってみてはどうでしょうか。

園と子ども、その親御さんを結ぶ最初の1歩ですので、よりよいパンフレット作りをしてみてくださいね。

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