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印刷・製本コラム

パンフレット作りは設計が第一!無線綴じで本格的に

わいやーふれーむ

パンフレット作りはなによりも最初の設計が重要です。
そもそもパンフレットというのは、企業における営業活動、採用はもちろん様々な場面で役立つ重要なツールになります。

ただ、パンフレットを作ろうと思った時に、作り方を知っていて、簡単に作れるという人は少ないと思います。
パンフレットの作り方を任された、刷新していきたい、と言われて困り果てている方も多いと思います。

そこで、パンフレット作りのスタートとなる部分からご紹介していきます。

最初になにをすれば良い?


パンフレットを作る時には、まず最初に目的を明確にしていきます。 パンフレットの企画や設計における様々な作業の中でも重要ではじめにするべきことはパンフレットがどのような目的のもとで作られるのかということです。

目的が明確になっていなければ、どのような内容を盛り込んでいけば良いのか、どのようなデザインにすれば良いのかといった基準そのものがぶれてしまいます。

基準がぶれてしまえば仕上がった時の印象が変わったり、パンフレットとして本当に意味のあるものになるかといえば疑問です。
目的もターゲットも曖昧なままで作り上げたパンフレットが相手の心に響くものにはならないでしょう。

パンフレットとはいっても、目的、用途というのは色々と違います。
企業が営業においてパンフレットを使うのであれば自社にどのような良さがあるのか、どのような強みがあってサービスや商品を提供できるのかというのをしっかりと明確にしなければなりません。

企業の採用活動においては、どうすれば自社で働きたくなるのか、働きたいと思える自社の強みや魅力を伝えるというのがパンフレットの目的になります。

営業用のパンフレットとはいっても企業によっては配布用だったり、ウェブで公開するものだったり使い方が分けられることもありますので、どのような目的で使用するパンフレットなのかを明確にするというのが極めて重要になります。

そして、さらにそこから絞ってターゲットをピンポイントで明確にするというのが重要です。
ターゲットによって伝えなければならない情報やデザインというのは変わってきますので、誰に、どう見てほしいパンフレットなのかを明確にしていかなければパンフレットとしての役割を十分に果たせずに全く効果が得られない使えないパンフレットになってしまいますので注意しなければなりません。

採用活動の時に学生などに自社の良さをしっかりと伝えなければ興味を持ってもらえません。
学生にとっては、どのような会社なのか、どのような事業をしているのかをパンフレットに明記していなければ自社の魅力を一切汲み取ってもらえません。

自社の良さをしっかりと伝えたいのであれば、採用パンフレットを作成して、自社がどのような事業をしていて、どのようなサービスを提供しているのかを詳しく記載すると採用活動をしている学生にとっても魅力的なものになります。

どのような内容を掲載するのか


パンフレットをどうして作るのか、誰に見てほしいのかを明確にしたら、パンフレットに掲載をする内容を詳しく決めていきます。

なんの目的で、誰に向けたパンフレットなのかが明確になっていれば掲載する内容も自然と見えてきます。
会社紹介パンフレットを作る場合には、次のような内容が一般的です。
会社概要に企業理念、事業紹介、実績、商品やサービスの紹介です。

採用パンフレットであれば、会社概要、職種紹介、仕事内容、先輩社員からの言葉、募集要項、福利厚生といったものです。
これらは基本的に掲載すべき内容ですので、これら以外にもコンテンツを追加してももちろんOKです。


ずめん

パンフレットのデザイン


パンフレットの設計までが終了したらデザインを決めていきます。
デザインはパンフレットを受け取った人にインパクトを与えるようなものでなければなりません。

企業のイメージを踏まえてデザインのイメージを決めたら、サイズ、用紙を決めていきます。

パンフレットを見てほしい相手に対して、適したイメージにすると同時に受け取った瞬間にしっくりくるものであるのが理想的です。
ビジネスで使用するのなら、多少硬めのデザインでも良いですし、学生向けのパンフレットなら柔らかいイメージのものが良いでしょう。

用紙もデザインの一部になります。
サイズ、折り方、そしてどのような用紙を使用するのかによって印象は全く違います。

もしもファッション関係やデザイン関係の会社がパンフレットを作るのなら、ツヤのある用紙の方が見た目が良いです。
電力、風力、リサイクルといった環境に優しいイメージの会社であれば、バナナペーパーのような資材を使用したパンフレットにすると、より印象はよくなります。

ページ数にもよりますが、無線綴じで製本すると背表紙にも文字を入れることができるので、高級感を出せますしパンフレットとしてのインパクトはより強くなりますよ。

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