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印刷・製本コラム

無線綴じって?無線綴じが適した冊子ってどんなものがあるの?

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以前、無線綴じで製本するのならどんな冊子に適しているのかをご紹介しました。
今回は無線綴じの特徴と、前回と引き続き無線綴じで製本する場合に適した冊子とはどのようなものなのかをご紹介していきます。

無線綴じってどんな製本方法?


無線綴じというのは本文が記載されている用紙を1枚ずつ順番に重ねていきます。
そして背部分に専用の接着剤をくっつけて、その最後に表紙でくるっとくるむ製本方法になります。 この無線綴じは、ホチキスの針や糸などを一切使用せずに製本しますので、線のない無線綴じと呼ばれているのです。
無線綴じというのは接着剤で閉じるので冊子そのものにある程度の厚さが必要になります。

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少ないページの製本には適していません。
また、ページが多すぎる場合にも接着剤での固定が困難ですので、少なくとも24ページの枚数が必要になります。

無線綴じは分厚い表紙で本文が書かれている紙でくるむ上勢本、そして同じ用紙でくるむ並製本の両方に用いられます。
市販されている多くの冊子においてはこの無線綴じが用いられています。

本として長期的に保存したいと思っているのであれば無線綴じがおすすめです。
無線綴じは背表紙があるのが特徴で、用紙をのりで接着しますので、ホチキスなどで製本をする中綴じにくらべると強度が高く、何度も何度も読み返すような冊子に適しています。

また、背表紙がありますので見た目も良い冊子を作ることができます。
ただ無線綴じというのは中央部分で用紙をくるんでいるので、中綴じに比べるとページが開きにくくなります。

見開きにおいて写真、イラストをレイアウトしたいときにはそれが隠れてしまうので写真集などの場合にはレイアウトに注意しなければなりません。

それでは、無線綴じが適した冊子についてご紹介していきます。

業務年報


公的機関、団体において1年に一度その年度の研究、活動などをまとめた冊子です。
業務年報は文字が中心のものが多くなりますが、写真、イラスト、図表などを入れたほうがわかりやすくなります。

一般的に、使用されるのは上質紙ですが、写真を使用するのであればコート紙の方が発色が良くなります。
写真が多いのであればすべてコート紙にするのも良いですね。

業務報告書


法人をはじめ業務の成果を公表すべき時に用いられる冊子になります。
事業報告書と呼ばれることもあります。
文字が中心の冊子になりますので、モノクロで問題ありません。

文字が多いので上質紙が使用されることが多いです。

契約書


契約書とはいっても一枚で構成されているものではなく冊子のようになっている冊子形式の契約書には無線綴じがおすすめです。
契約内容、約款などをまとめて一つの冊子に綴じ込むことができます。

決算書


経営成績、財務状態を明確に売るために作られる冊子になります。
自治体における決算書、企業の決算書など様々ですが、印刷をする場合にはモノクロになることが多いです。

必要な情報をできるだけ細かくわかりやすくまとめられたのがこの決算書ですので、決算書を作成する場合には、正確に細かい部分までしっかりと記載するようにしてください。

広報誌


公共機関、企業が様々な人に対してこれまでの活動や実績を宣伝したり報告をするためのものです。
冊子という形式ではなくインターネット上で公開されているものも増えてきていますが、まだまだ冊子形式のものも人気があります。

サークル誌


サークルにおける活動、イベントなどの情報を紹介しているもので、サークルの自己紹介のような目的で冊子にすることも多いです。

サークル誌は1年に1度作成されることが多いのですが、合宿、退会におけるイベントの際に作成されることもあります。

周年記念の際には、記念誌を作成するなど活動における記念の意味も強い冊子になります。

ある程度ページ数が多い場合や、冊子として長期的に保管をしておきたいと思われる場合には無線綴じでの製本をおすすめします。

作品集


写真、絵画、俳句に短歌など作品というのは色々ありますが、これらの作品をまとめているのが作品集です。
写真や絵画のような作品の色の鮮やかさなどが重要になるものの場合には、少し価格が高くなってもより理想的な発色になるような紙を選ぶようにしましょう。

発色がどのようになるのか気になる場合には、まず試し刷りをしてからより理想的な仕上がりになるよう準備しておく必要があります。

もちろん、低価格な用紙を使用しても納得のいく発色が得られるのであれば問題はありませんが、納得のいくものではないのであれば、より良い用紙を使用してみてください。

作文集


学校、学年、クラスなどの単位で作成するのが作文集です。
卒業文集や、読書感想文集など色々なものがあります。

手書きの原稿をそのまま冊子にしたい場合もあると思いますし、少部数での冊子を作ることもあります。
どちらにしても、文集というのはその年度ごと、クラスごとに作成しますので、背表紙がついているものの方がより良い仕上がりになります。

そう考えると、中綴じよりも無線綴じの方が良いのではないでしょうか。

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