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試験問題や小テスト集は無線綴じでとっても簡単に手作りできる!

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学校の先生をはじめ、家庭で子供に勉強を教えている人も多いのではないでしょうか。
学校の先生や塾の講師、子どもがたくさんいる家庭の親御さんで勉強をみているとたくさんの問題を子どもと一緒に解かなければなりません。

とくに学校の先生が問題を解く数というのはとても多いのではないでしょうか。
小学生ではなく中学、高校になると、自分が専門としている教科を教えればよいのですが、小学校の教師だと色々な科目の授業をしなければなりませんし、当然ですが問題も解く必要があります。

専門分野であれば自分がすでに知っていること、知識としてあることが大半だと思いますが、これから試験問題、小テスト、家庭でのミニテストなどを作ろうと思っているのであれば得意な科目以外の問題集を準備して自分で解いてみるようにしましょう。

そうすることで子どもに教えようと思っている科目の知識をより深めると同時に、子どもと同じ目線で問題と向き合えるようになります。

問題集を読んでみるとわかりますが、問題によって解答者に対する問い方は全くことなります。
答えが同じ問題だとしても、問題文が異なっていると頭の使い方はかわります。 つまり、問題集を作るのであれば答えは同じだとしても様々なアプローチができるようにならなければなりません。
小学校、中学校、高校と問題のレベルは全く違いますが、それでも様々なアプローチができるようにするのが重要だということは変わりません。

大学入試のための問題集などは特に参考になります。
大学入試は小学校や中学校で使用するような参考書、問題集よりもより応用力を高めるためのものが多いですので、応用力を高めるために、同じ答えでありながら様々な角度から出題されている問題が多いです。


授業内容を一度思い返す


学校や塾なら授業、家庭内での勉強ならそこで教えたこと、教えたときの発言を逸借りと思いだすようにしてください。
多くの場合はテストでどのような問題を出すのか、というのをまず考えたうえで授業を行います。

選択形式にするのか、説明形式にするのかを考えつつ授業を進めていきますが、その時の内容をしっかりと思い出しながらどのような内容を話したのかを思い出してテストを作るのが良いですよね。

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試験問題を形にする


試験問題を形にしていきます。
学校や塾によって、どのような形式にするのか決められていることもあるのですが、基本的に自由なのであれば形式に縛られることもありません。
ただし、試験問題を作るときには、注意事項を記載するのを忘れないでください。

ひらがなで解答するのか、アルファベットなのか、片仮名なのかといった基本的なことを含む、注意事項があるのならすべて記載しておかなければなりません。
もちろん自宅で使う手作り試験問題なのであればその都度質問をするのでも良いのですが、学校や塾で使う試験問題はには注意事項を忘れないように記載しておくようにしてください。

問題文のフォントは必ず統一させてください。
問題文のフォントがバラバラになっているとどうしても読みにくくなってしまいます。
また、文字の大きさもWordならフォントサイズは10から11の間で作成すると読みやすくなります。

選択問題で語群の中から選ぶというものの場合、語群はできるだけ外枠を作り、枠の中に納まるようにしてください。
枠がないとどうしても見づらくなってしまいますので注意してください。

最終確認も忘れずに


問題を作成して、解答用紙も作成したら、これですべてが完成だと思ってしまうかもしれません。
しかし、ここで油断してはいけません。
確かに完成は間近ですが、ここから非常に重要な作業に入っていきます。

それは、自分で作った問題を、自分で解答していく作業です。
誤字脱字をチェックするのはもちろんですし、解答欄に間違いはないか、問題の中に解答となる大きなヒントや答えそのものが含まれていないか、といったことを入念にチェックしていきます。

誤字脱字もよくありますし、番号を振っている時には振り間違いをしてしまうことが多々あります。
もちろん、1度ではなく最低でも3度は自分で解答するようにしてください。

まずは丁寧に誤字脱字をチェックしながら、ゆっくりと時間をかけて解答していきます。
そして次に制限時間内、学校の授業で行うテストなのか塾で行うのかによって違いはありますが、制限時間内で解答していきます。

もしも制限時間内ではとても解答しきれないような内容ではいけないので自分で解答をして制限時間を15分残すくらいの時間で解答できるのが理想的です。
そして最後にもう一度解答をします。

このように試験問題を作るというのはなかなか大変な作業です。
そして1度ではなく何度も試験問題は作ると思いますので、せっかくなら1年間で作成した試験問題を無線綴じなどで製本してはどうでしょうか。
製本をすれば、それはまた今後の試験問題作成時における重要な資料にもなりますよ。

試験問題の印刷はセキュリティも重要です

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