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事業報告書は無線綴じがおすすめ!しっかりした事業報告書って?

じぎょうほ

事業報告書や事業実績報告書というものを聞いたことがある方も多いと思います。
これは事業をはじめたからには、提出しなければならないものですが、とてもややこしいものなので、その名前を聞いただけでも嫌になってしまう経営者の方も多いのではないでしょうか。

多くの事業者が、この事業報告書を提出しなければならないために自分で一生懸命作成したり、行政書士に依頼するなどして、報告書、実績報告書を提出します。
事業報告書を出さなければならないのはわかっているけど、どのように書けば良いのかわからない、自分で作成するのは無理だから依頼したいけどその依頼の方法も分からない、という方も少なくないのではないでしょうか。

事業実績報告書や事業実績報告書を提出する時には、自分で作成してみるというのも良いかもしれません。
そしてそのためには、事業報告書、事業実績報告書はどのようなものなのか、どうして提出しなければならないのかを明確にする必要があります。 また、自分で作成する場合と、行政書士などの専門家に依頼する場合のメリットなどについてもご紹介していきます。

ほうこく

事業報告書と事業実績報告書の違いってなに?


事業報告書というのは、それぞれの事業者に定められているその事業年度が終了してから100日が経過するまでの間に提出しなければなりません。
もしもその事業者が個人事業主なのであれば、1月から2月がが終了してから100日以内になります。

事業報告書といいうのはつぎの5つの項目によって構成されています。
事業概況報告書、損益明細票、人件費明細票、損益計算書、貸借対照表の5つです。
事業概況報告書というのはその事業者の基本的な情報を記入していきます。
資本金をはじめ、役員や事業の内容など、自己紹介のような部分になります。

損益明細票、人件費明細票は事業報告書における最もややこしい部分です。
その事業者の損益計算書、勘定科目内訳明細票に記入されているそれぞれの金額から、その事業には関係がない科目をどんどん差し引いていき整理されたものが明細表になります。

製造原価報告書をはじめ、一般管理費明細書などを別で作っているのであれば、それらもまた同じように事業には関係のない部分を差し引いて整理していきます。

損益計算書、貸借対照表というのは税務署に提出されていますので、そのデータを残しているのであればそれを印刷したり、データとして持っていくのでも問題有りません。

事業実績報告書というのはそれぞれの事業者の年度ごとの詳細を記入するものです。
もしも運送業者であれば走行距離から営業収入などまで細かく記入していきます。
ここまででもすでに面倒くさそうに感じると思いますが、前述したように事業報告書というのは必ず自分で記載しなければならないのかといえばそうではありません。
事業報告書、事業実績報告書は行政書士に作成を依頼することも可能です。

もちろん、それだけの費用を支払うことになるのですが、書類を作成してもらうことができれば、ややこしい書類の作成をせずにすみます。
手間を省くことができるというのは、行政書士に依頼をする最大のメリットといえます。

事業報告書をはじめ、事業実績報告書というのは細かい数字を扱うものですので慣れていなければ当然パニックになってしまうでしょう。

本気で事業報告書、事業実績報告書の作成に取り組んでも3日、4日と作業が続いてしまうこともありますし、やっと完成したと思ったら修正箇所がいくつも出てくるということもあります。

一方で、行政書士に事業報告書、事業実績報告書の作成を依頼すれば短い期間で作成してくれますし、間違いなどもありません。
もともと数字に強い、簿記の知識がある、というのであればまだしも全くそのようなことがないのであれば自分で事業報告書、事業実績報告書を作成するのは時間と手間ばかりがかかってしまうのでおすすめしません。

・事業報告書や事業実績報告書の作成に必要なものは?
事業報告書、事業実績報告書を作成するうえで、行政書士に支払わなければならないものはまず費用です。
行政書士に依頼する場合にはこの費用が必要ですが、30,000円から50,000円前後になります。
行政書士にはもちろん、自分で事業報告書を作成する場合にも必要になるのは、次のようなものになります。
まず、過去に提出した事業報告書や事業実績報告書の控えです。

事業所の場所がわかる認可申請書、確定申告書です。
確定申告書には、決算報告書、勘定科目内訳明細書などが含まれていなければなりません。

どの行政書士に依頼をするのかによって、準備しなければならないものは少しずつ変わってきますが、基本的には過去の事業報告書、事業実績報告書、認可申請書、確定申告書を準備しておけば問題ありません。

このような事業報告書を作成したら、あとは無線綴じなどで製本します。
事業報告書は事業者にとっても重要な資料となりますので、今後のために大切に保管しておくようにしてください。
そのうえで、無線綴じであれば背表紙に文字入れができるので整理しやすいですよ。

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