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読書感想文は簡単!たくさん書いて中綴じで冊子にしてみる!

外で読書

小学生の頃などに、読書感想文を書いた経験はありませんか?
おそろらく大半の方が読書感想文を書いたことがあると思います。
本の選び方、原稿用紙の使用方法など子供にとっては難しい問題がたくさんで嫌になってしまうこともあります。

それが読書感想文に苦手意識を持ってしまう大きな原因となっていると思いますが、実は本の選び方はもちろん、文章をどのようにまとめるのか、原稿用紙をどのように使うのかといったちょっとしたポイントを押さえるだけで読書感想文は驚くほど書きやすくなります。

もしも学生時代に読書感想文が苦手だった、という方はもう一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。
チャレンジしてみると子供の頃よりもずっとうまく文章を書くことができるうえに、読んだ本のことをもう一度頭の中で思い返すことで気がつけなかったことに気がつくということも多いんですよ。

読書感想文が宿題に出される理由


そもそも、この読書感想文が課題、宿題に出される理由を考えたことはありますか?
夏休みの宿題、冬休みの宿題などの長い休みの時にはこの読書感想文が宿題として出されることが多いです。

この読書感想文のせいで、子供の長期休みへの喜びは若干小さくなってしまうほど、読書感想文に嫌悪感を抱く人は多いです。
この読書感想文が嫌だと思ってしまう理由ですが、まずそもそも読書感想文でどんな本を読めば良いのかわからない、そのうえなにを書けば良いのか分からないといったことがあるために読書感想文は大嫌い!となってしまいます。

読書感想文を書き始めるところから読書感想文に関するすべてのプロセスがとにかく嫌だ!というとてもシンプルかつ強烈な苦手意識のせいで、読書感想文を嫌いになってしまうのですが、一つひとつのプロセスを紐解いていき、しっかりとアプローチの方法を変えていけば読書感想文への苦手意識も大幅に改善されるのではないでしょうか。

読書感想文はそもそも読書というものが楽しいとわかってもらうために宿題として出されます。
色々な本を読むと、感受性を高めると同時に、イメージ力などもつくようになりますし、語彙力も上がります。
読書をあまりしたことがない、という人でも読書の楽しさに気がつける機会として読書感想文を書く宿題というのはとても重要な役割を担っています。

また、読書は好きだけどいつも同じジャンルの同じような本を読んでいる、という人もこの読書感想文の宿題をきっかけに他のジャンルの本に興味を持つようになる、ということもあります。

読書感想文を書くためのステップ


読書感想文をしっかりと書き終えるためには、大きくわけるといくつかのステップがあります。
まず本を選ぶ、そして読む、作文の構想をつくり、実際に書くという4ステップです。

本を選ぶ時に迷ってしまうこともあるでしょうし、本は読んだけど感想文としてなにを書けば良いのかわからないということも多いと思います。

読書感想文を書く時につまづくポイントはここです。
なにを書けば良いのか分からない時には、本を読み進めている時に自分の気持ちや感情をメモしていきましょう。

全部読んでから自分の感情を一つひとつ思い出しながら書こう、と思っていても読書感想文によほど慣れていなければそれは難しいでしょう。
書くべき内容をしっかりと抜き取り、なおかつその抜き取った情報から掘り下げていくためには、本を読み進めていく中で感情や気づいたことをメモしていくのがとても重要になります。

自分の感情や心を動かされた場面などしっかりとメモして、あとはその本がどのような本なのか、心を動かされた場面から感じること、受けた影響などを書いていけば読書感想文はほぼ完成したも同然です。

もしも余裕があれば、本全体のあらすじや、その本を選んだ理由を書いてみましょう。
本を選んだ理由は正直に、ありのままで問題ありません。
誰かにすすめられたから、とかたまたま手に取った本だったとかどのような内容でも良いので書いてみてください。
それだけでも文章としてのボリュームアップになります。

開いた本

自分に合う本を選ぶ


本を選ぶ時のポイントですが、自分に合う本を選ぶというのは理想的です。
良い読書感想文を書くうえで極めて重要になるのが、自分に合う本を選ぶということです。

自分が実際に体験したこと、普段から考えていることなどにできるだけ関係している本を選ぶようにしてください。
そうすれば自分の意見、考えをその読書感想文の中に盛り込みやすくなりますし、より深い内容の読書感想文を書きやすくなります。

また、自分が楽しく読めるものです。
読んでいて楽しいものでなければ1冊読むこと自体がとても大変になりますし、いやいやながら読んだ本の読書感想文は内容も薄くなってしまいますし、あまり面白みもないものになってしまいます。
そういった理由からも、できるだけ興味のあるもの、自分に関係のあるものなどを中心に本を選ぶようにすると読書感想文そのもののクオリティも高くなります。

このように読書感想文はちょっとしたコツを押さえておくだけで、とても簡単に、そして内容の濃いものになりますし、読書感想文を書くと読んだ本の内容をより深く理解できるようになります。

読書感想文はいつ読んだのかによっても捉え方が違い、書く内容も変わってきますので、中綴じなどで冊子にして保管しておくと読み返した時に今とはまた違った捉え方をしていることに気がついたり、心の成長を実感できるのでとても面白いですよ。

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