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印刷・製本コラム

幼稚園や保育園の卒園文集はどう作ればいい?冊子にするのは難しいの?

卒園式

幼稚園や保育園などを卒園する時にはアルバムを作るだけではなく文集を作ることもあります。

卒園文集を作ることになったもののどのように作っていけばいいのか全く作り方もわからないという方が少なくないのではないでしょうか。
もしも文集を作る係になっているのであれば、なにから手をつけたら良いのかわからず慌ててしまいますよね。

そこで、卒園文集をつくる時の流れやポイントについてご紹介していきます。


最初にすること


卒園文集を作成する上でまず最初に大切になってくるのがテーマを明確に決めるということです。 文集は先生だけが書くものではありませんし親御さんだけが書くものでもなく、幼稚園や保育園の生活に関わってきた全ての人が一緒に作り上げていくものです。
そのため全員が書きやすくなおかつ誰が読んでも楽しめるようなテーマにするのが重要になります。

そういったことを考えるとやはり幼稚園や保育園の中で行われたイベントなどをテーマに、アンケート形式で返答してもらえるようなものがおすすめです。

例えばお遊戯会でどのような役を演じたのか、一番好きな遊びは何か、幼稚園の生活の中で一番好きだったことやできるようになったことは何か、といたように幼稚園や保育園での生活に関するアンケートなどをとるのも面白いです。


年間行事


年間行事というのはやはり子供達にとってとても思い出深いものになっていると思います。
基本的に卒園文集というのは3月の初旬から中旬までには完成させておくのが理想的ですので最初に予定されている年間行事を一覧にするのなら途中で中止になってしまうことや、延期になってしまうことは考慮せずに一覧で載せておいて問題はありません。

特に新型コロナウイルスの感染拡大に伴い様々な行事が中止になっている現在ですので、そのような中止、延期を考慮して文集を作成していると変更点が多すぎていつまでたっても文集の原稿ができなくなってしまいます。


子どもたちのページ


幼稚園や保育園だけではなく小学校の文集などでも個人のページというのはやはり欠かせません。
どのような内容を盛り込むのかは文集係で相談をしてテンプレートを作って保護者に配布していきます。
保護者と一緒に子供とテンプレートに記入してもらいましょう。
文字はそのままで印刷をするのがおすすめです。

もちろん子供が書いた字ですので読みにくい部分もあったり何を書いてるのかわかりにくいところもあるかもしれませんが、だからといってそれを綺麗にパソコンで打ち直したり、読みやすくする必要はありません。

きれいな文字よりも、子供たちが一生懸命に書いた文字の方が後から読み返した時にもきっと思い出深いものになっているはずです。

個人のページでどのような内容を書いてもらうのかですが、最も多いのは基本的な情報である名前や誕生日や好きな食べ物嫌いな食べ物、大切なものなどです。

そこにさらに将来の夢などを書いてもらっても面白いですね。

子供たちがお母さんがお父さんとわいわい話をしながら書けるような内容にすると良いですね。

子供たちのページの次は先生からのメッセージも忘れてはなりません。

園長先生や担任の先生などお世話になった先生方からのメッセージというのは子供たちにとって、とてもうれしいものです。

先生からのメッセージはできるだけ早めにメッセージを書いてもらえるように用紙をわたしておくようにしてください。
用紙をわたしておけば、あとは先生方の都合の良いタイミングでメッセージを書いてもらうことができます。

幼稚園や保育園の先生というのは想像を絶するほど忙しいですのでできるだけ早くメッセージをお願いしておくのがポイントになります。

卒園証書


文集に適した用紙って?


卒園文集の原稿がある程度まとまったら次はどのような用紙を使って印刷するのかを決めなければなりません。
文集に適した用紙としてオススメなのが上質紙かマットコート紙です。

上質紙というのは光沢がほとんどなくコピー用紙としても使用されていて、普段から目にする機会が多い紙になります。
コーティングなどがされていないので、とても白くさらっとした感触です。

文字が読みやすく安価なので、文集などを作成する時には一番おすすめです。
マットコート紙は、光沢が少なくさらっとした感触です。

発色が良いので、もしもカラーで写真などを載せるのであれば最適ですが、上質紙に比べるとコストがかかってしまいます。

卒園文集ですので、思い切ってマットコート紙を使うというのも良いですが、その場合には文集を作る係の人だけでなく、その費用を出してくれる保護者の方たちにも相談してから決めるようにしてください。

コストを抑えるために、思い切って自分たちで製本をしたい!
という場合もあると思います。

少人数の幼稚園などであれば良いのですが、部数が多くなればなるほど製本というのはとても大変な作業になりますし、仕上がりにばらつきが出てしまいますので、専門業者に依頼するというのが一番確実で安心です。

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