パンフレットを自分で作るなら中綴じでも大丈夫?読みやすいパンフレットとは
もしもハンドメイドで物を作っている場合、それを商品として販売する方も多いと思います。
そうなるとインターネットでの販売や、パンフレット、カタログなどを作って配るなど様々な方法で販売することになると思います。
商品を作るのはお手の物だけど製品パンフレットを作成するというのは全くの初心者という場合が多いと思いますので製品パンフレットを作成する上でのポイントについてご紹介していきます。
どうして作るの?誰に見てほしいの?
製品パンフレット作成する上で何よりもまずはっきりさせておかなければならないことがあります。
それは作ったパンフレットはどうして作らなければならないのか、どんな人に読んでほしいのか、ということです。
目的というのはいくつもあると思いますが頭の中に漠然とある目的の認識を書き起こすようにして、頭の中にある考えを見えるようにしてください。
目的などを明確にしないでパンフレットを作り始めてしまうと結局のところは何を実現したいと思っているのかがわからなくなりパンフレットとしての質も著しく低下してしまいます。 ただ単に商品が並んだ資料になってしまいますので読んでいても面白くありませんしそれが購買意欲につながるのかといえばもちろんそんなことはありません。
目的が複数ある場合には優先順位をつけるようにして限られているページの中でどれだけの情報をどのように載せるのかはっきりと判断できるようになっていきます。
そして誰に読んでほしいのかというターゲットを明確にするというのも重要です。
もちろんその商品を買いたいと思っているお客しなるというのは大前提として、どんなお客さんに読んでほしいのかを明確にしていきます。
これは個人がハンドメイドの作品を販売する時にはもちろんですし、企業などにおいても同じです。
目的を達成するためにどの情報をどこに掲載して、どのくらいのボリュームにするのかなどをしっかりと認識し、そのパンフレット作りに関係しているすべての人と情報を共有しておかなければいざ印刷するだけという状態になった時に指摘されたり変更しなくてはならなかったりと面倒なことが増えてきます。
そのため、余計な時間を使わなくてすむように、最初に明確にしておくべきことは明確にしておきましょう。
掲載したいことをわかりやすくピックアップ
製品のパンフレットを作る時に、なにを掲載すれば良いのか明確になっていない、ということもよくあります。
また、明確になっていないものの、掲載したいことは山のようにあるといこともあるでしょう。
そのような場合には、掲載したいと思っている項目を一度箇条書きにしてわかりやすくピックアップしてみてください。
掲載する項目があまりにも多い場合には、狙いやターゲットを意識しながら、ピックアップした項目が本当に必要なのか絞り込んでいきます。
どうしても掲載したい内容が多かったり、もっと詳しい情報を入れたいと思うのであれば、パンフレットには簡単な情報だけを掲載して、そこにホームページのURLなどを記載しておくと、パンフレットからより詳しい情報があるホームページへの誘導がスムーズになります。
掲載したい項目というのはパンフレットがどのくらいまとまりがあるのになるのかを決める重要な基礎となる部分です。
項目がはっきりしていなければ情報量だけは多いけれど何も伝わってこない意味のないパンフレットになってしまいます。
商品間の分類をはっきりさせる
商品のラインナップというのは分類をしっかり取っていなければなりません。
分類がしっかりとできていなければただ製品を並べただけの写真集になってしまいますので製品の分類を明確にして読んでいる人がよりわかりやすくなるようにしておきましょう。
商品間の分類をはっきりさせたら、それらの商品をどこにどう割り当てるのか決めていきます。
まずサイズですが、B5サイズくらいのパンフレットだと持っていても邪魔になりません。
ただ、掲載する製品が多いのであれば、B5サイズではなくよくある一般的なA4サイズにするのが良いでしょう。
サイズが大きければ掲載できる内容も多くなります。
また、ページ数は基本的に4の倍数になります。
冊子タイプのパンフレットだと、裏表紙を含めると4の倍数になるように作成しなければなりません。
ハンドメイドなどで製品の数がそこまで多くないのであれば、チラシのように少ない枚数のパンフレットにするのも良いですね。
ただし、ここで注意しなければならないのは、1ページに含める情報量は多くなりすぎないようにするということです。
1ページに情報量が多くなりすぎてしまうと、画像や文字も読みにくくなりますし、どうしても見る気がなくなるパンフレットになります。
そのため、1ページあたりの情報量は少なめに抑えて読みやすさを重視するためにも、情報をしっかりと仕分けして、必要なものと必要でないものを区別していくようにしましょう。