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印刷・製本コラム

中綴じでカレンダーを手づくりするのは簡単?難しい?

カ01

毎日の生活の中で欠かすことができないものというのはたくさんありますが、その中でもやはりカレンダーが欠かせないという方は多いのではないでしょうか。

カレンダーは今でこそスマートフォンや携帯電話のディスプレイ上に表示されている日にちなどを見れば良いものの、やはりアナログなカレンダーを毎日使用しているという方も少なくありません。事実私もカレンダーや手帳といったものはスマートフォンのアプリなどを使用するのではなくできるだけアナログのものを選ぶようにしています。というのもアナログタイプのカレンダーであればいつでも好きな時に予定や気付いたことなど些細なことを簡単にメモすることができるからです。簡単にメモができるということはそれだけ忘れずに済むということですし、メモとしての役割が非常に強いように感じます。

これまで卓上カレンダーやいろいろなタイプのカレンダーを使ってきましたがその中でも特に私が使いやすいと思ったのはやはり壁掛けタイプのカレンダーです。壁掛けタイプのカレンダーというのは好きなところに目立つようにかけておくことができますので、場所を選びませんし大きさもある程度あるので書き込むときに書き込みやすいというのは大きなメリットだと思います。

数多くあるカレンダーの中でも壁掛けタイプのカレンダーが好きな私ですがもう一つこだわっていることがあります。

それはできるだけ手作りでカレンダーを作るということです。手作りのカレンダーというのはそれだけ思い入れが強くなりますし、自分好みのカレンダーに仕上げることができるので最終的に手間はかかるものの使い勝手が抜群に良くなります。

それでは手作りカレンダーの作り方についてご紹介していきます。
 

何を書けばいいの?



カ02

手作りカレンダーと言われると一体どのような物にすればよいのか迷ってしまうかもしれませんが、その大半はデザインが思い浮かばないということだと思います。ただデザインというのは決して難しいものではなくカレンダーの持つ必要性さえ満たしていれば基本的には何でも問題ありません。例えば極端に言えば月や日付そして曜日さえ書き込んでいればそれでカレンダーとして成り立つのです。たったそれだけの情報しか記載されていないものがカレンダーとして役立つのかと疑問に思われるかもしれませんが、十分に役立ちますしむしろ必要最小限の内容だけ記載されている方が書き込むスペースが大きくてメモ帳として使い勝手が良かったりします。

ただここで注意すべきなのは月めくりカレンダーなのか、週めくりカレンダーなのかもしくは日めくりカレンダーなのかを明確にするということです。
もしも日めくりカレンダーなのであれば綴る紙の枚数は少なくとも365枚になりますのでかなり分厚くなってしまいます。そうなると中綴じで手軽に綴るというわけにはいかず、くるみ綴じなどの強度の高い綴じ方をしなければなりません。また数字などを記載する表の部分だけではなくその周りに何かデザインを入れたいのであれば子供が書いた絵でもいいです貼り絵なども可愛くて良いですよね。もちろん写真を入れても良いですので、自分のお気に入りのカレンダーにするにはなにが必要なのかをか考えてみてください。

デザインに関してですがやはり季節によってある程度特徴のあるデザインにしたほうがわかりやすいです。
例えば6月なのであれば梅雨の時期になりますので雨や紫陽花といったものをデザインに盛り込んであげることで季節を感じることができますし、10月など秋の季節であれば食欲の秋、芸術の秋、さらには読書の秋など秋を感じさせるデザインにすると面白いです。

また小さなお子さんがいる家庭であれば子供と一緒にカレンダーを作るのも楽しくておすすめです。
小さなお子さんでも作りやすいのが貼り絵やちぎり絵といったものですね。
必ずしも髪をちぎらなくてはならないというわけではなく、マスキングテープやシールなどを使って貼り絵をするのもお手軽です。

壁にどうつければ良い?



カ03
壁掛けカレンダーの場合にはそのまま押しピンなどを使って壁に留めるというのも良いですが壁に穴を開けたくないという場合にはマスキングテープを壁に貼ってその上に両面テープを貼って固定すると壁に穴を開けずに壁掛けカレンダーを取り付けることができます。
またカレンダーをクリップするための専用ボードを作るというのも可愛いです。木製の専用ボードを作るととてもナチュラルな雰囲気になってカレンダーがより一層良い仕上がりになります。

カレンダーを手作りするというのは少し手間がかかると思われがちですが、手間がかかる一方で愛着が湧いて手作りカレンダーを毎日見るというのがとても楽しみになってきます。

特に子供の成長に合わせて、家族の成長に合わせて毎年新しいカレンダーを作るというのは、使い終わったカレンダーを保管して、後々になって見直した時にも思い出深いものになります。壁掛けカレンダーで月めくりタイプであれば枚数もそこまで多くはなりませんので中綴じで手軽に作ることができますよ。

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