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印刷・製本コラム

商品カタログの重要性は?くるみ製本でワンランク上のカタログに

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通販で商品を販売している企業にとって、カタログというのはまさに店舗と同じくらいに重要なものです。

どのようにして商品を配置するべきなのか、どのくらいインパクトのある表記にするべきなのか、そして何よりどうすればカタログを見た人が購入したいと思ってくれるのか。
カタログを作成する上で悩むところは多いと思います。

目標としている売り上げをしっかりと達成するためには、売上を伸ばすことができるカタログ作りをしたいものだと思います。カタログというのはただ商品を並べていれば良いのか、といえばそうではなくカタログにはなければならない要素というものがあります。カタログになくてはならない要素をしっかりと満たした上で作成されたカタログでなくては売上を伸ばすことはできないでしょう。

すでにカタログを作成しているもののなかなか売り上げが伸びない場合や、これから始めてカタログを作る場合にもしっかりとカタログの内容、そして製本方法について確認してみてください。

してはいけないカタログの作り方


まずカタログを制作する上で、これだけはしてはいけないというものがあります。カタログ製作をするうえで、してはいけないポイントがあるのですがピックアップすると次のようなものになります。

・どこの企業でも販売しているような商品を同じようにしかアピールできていない
・一体誰をターゲットにしているのかが明確にわからない
・購入するまでの流れがスムーズではない

このようなマイナスのポイントというのはカタログを作成する上で販売したい商品のことを十分に理解できていなかったり、企業そのもののことを理解できていないために起こる可能性が高いです。

そのためまずは今どのような課題があるのかをしっかりとピックアップして整理していく必要があります。
新しい顧客がなかなか定着してくれないことに悩んでいるのか、購買単価を上げたいと思っているのか、伸び悩んでいるジャンルの商品をもっと売りたいのかなどどのような課題を持ってどのような目標を立てているのかを明確にしていかなければカタログそのものが意味のないものになってしまいます。

その上で他社にはない自社だけの強みを明確にしていきましょう。
市場規模はもちろん競合他社の商品などもしっかりと研究した上で自社がどのような強みを持って勝負できるのか、どのように弱点を改善していくことができるのかを明確にしてください。

そうすることで少しずつどの商品をどのように売れば良いのかもわかってきます。


顧客は一体誰なの?


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顧客は一体誰なのか、一体誰に売りたいと思っているのかをしっかりと考える必要があります。
そんなものは言うまでもなく年齢性別関わらず全ての人に自社の商品を購入してほしいというのが本音だとは思いますがそれではなかなか売れません。
主婦層を狙っているとしても何歳ぐらいの主婦なのか、子供が一人なのか二人なのか、といったようにターゲットを細かくイメージしていきます。
そうすることで少しずつターゲットの趣味志向といったものまで想像できるようになっていきます。
売上のデータなどを参考にしどのような人が自社の商品を購入してくれているのかを把握することでよりカタログも購買意欲の高い人に向けてダイレクトにアピールできるものになっていきます。

今のカタログはどういう状態なのか


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もしも既にカタログを発行している場合にはそのカタログに個性があるのかを確認してみてください。
他社にはあって自社にもあるもの、他社にはあるけど自社にはないもの、他社にはなくて自社にあるものを一つ一つピックアップしていく事によってそれまでは気がつくことがなかった自社の強みや弱みが浮き彫りになります。
他社にはない自社の強みがないのであれば、どれだけカタログを良いものにしようとしても購買意欲を高めることはできません。

それを踏まえた上でどのようなカタログにするのかコンセプトを明確にしていきます。
できるだけ企画を立ち上げる時にはコンセプト固めると同時に社員だけではなく社外の人にも手伝ってもらうようにしてください。

どれだけ客観的な見方をしたいと思っていても難しい場合がありますし、社外の人だからこそ気がつけるポイントというものがありますので、第三者的な見方のできる人にアドバイスを仰いでください。

ターゲットは誰なのかどのようなデザインや印刷方法にするのかを明確にしたら、いよいよ製作が開始となります。
このようにカタログというのは製作が始まってからだけではなく、実は制作が始まるまでの準備段階がきわめて重要になります。

準備段階でぬかりなくしっかりとしたカタログ作りをイメージしながら、他社に負けない自社の強みを前面に出していくようにしてください。

そのうえでカタログとして内容の良いものが出来上がれば、あとはくるみ製本など強度、高級感のある仕上がりになるようにすると、よりカタログを受け取った人への印象は強くなります。

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