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印刷・製本コラム

和綴じでつくる冊子の魅力は?

和綴じ01

和綴じというのを知っていますか?
和綴じというのは、和紙と糸を使用した製本方法になります。
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

和綴じによって製本された冊子というのは、日本人であればなんだか懐かしさを感じたり、どこか落ち着くようなそんな印象を抱くと思います。 この和綴じという製本方法は、実は平安時代から伝えられているともいわれています。
昔から使用されている製本方法である、ということからも、実は誰でも手作りすることができます。

和綴じの本の最大の魅力は、やはり日本特有の和の雰囲気を味わうことができる、ということです。
和綴じの冊子を手作りするのであれば、表紙に和紙を使用する、というのがやはりおすすめです。

近年では和の雰囲気があるものを普段の生活の中に取り入れる、というのがちょっとしたブームになっています。
とても手軽に和の雰囲気を取り入れることができる和紙はとてもおすすめのアイテムなのです。

和綴じの魅力は?


和綴じといえば、特徴のある縫い目です。
和綴じの魅力は和紙であるということはもちろんですが、縫い目もとても特徴的で、魅力的なポイントです。
和綴じの縫い目は1種類ではなく、色々なアレンジも容易です。

基本的な和綴じの製本方法ですが、和綴じの基本を知っていればアレンジもできるのでぜひマスターしてみてください。

和綴じに必要なアイテムは?


和綴じは実はとても身近なもので作ることができます。
表紙用紙・本文用紙・クリップ・ボンド・こより・刺繍糸・千枚通し・ハンマー・カッターです。

このように身近なものばかりです。
ただ、表紙用紙に関しては誰でも自宅にあるものではないと思います。
表紙用紙は冊子のイメージを大きく左右するものですので、色、柄は多少拘っても良いと思います。

和綴じ用の針というのは先端が少しだけ丸くなっています。
専用のものがあればそれを利用するというのが一番なのですが、無い場合には布団ばりを使用するのがベストだと思います。


和綴じの冊子を作る工程


和綴じの中でも最も基本的な形となる四つ目綴じという綴じ方の工程をご紹介します。
まず本文用紙を好みのサイズに裁断して、本文用紙を下綴じしていきます。

本文用紙の裁断をする時には、クリップ等を使用してずれてしまわないようにしてください。
ずれないようにクリップで十分にとめたうえでカッターで切り取っていきます。
クリップの跡が本文用紙に残ってしまわないように、クリップと本文用紙の間に厚紙、もしくは複数枚の紙を挟んでおくと跡が残ることもありません。

また、本文用紙をカットする時には切り目が全てきれいに揃っていると製本した時にも見栄えが良くなるのでおすすめです。

下綴じは、もしも綴じた糸が切れたとしても、下綴じをしておくことで本文用紙もずれずにすみます。
見えない部分になるのですが、下綴じをしておくというのは極めて重要な工程になります。
和紙

そしていよいよ表紙を作ります。
表紙用紙が硬いものであればそのまま使用しても良いのですが、柔らかいものの場合には芯地を使用しなければペランペランになってしまいます。
本文用紙と大体同じサイズの紙を準備してのりしろの部分も考慮したうえでカットします。

和紙をボンドを使用して貼り付ける場合には、使用するボンドの量には注意してください。
多すぎるとシワになってしまうことになりますし、だからといって少なすぎると使用しているうちに簡単に剥がれてしまうようになります。
そのため、ボンドの量を微妙に調整しつつ、きれいにぴったりと和紙を貼るようにしてください。

表紙と本文用紙、裏表紙をすべてきれいに重ねたら、クリップで動かないように固定します。
本文用紙裁断時と同じようにクリップの跡が残らないように紙などを挟んでおいてください。
糸を通す穴を4ヶ所あけますが、紙のはしから1センチ、上下1.5センチのスペースを開けて穴を開けるのが基本です。
その間隔がきれいに3等分になるように穴を開けていってください。

目打ちの先端部分をあてて、ゴムハンマーでコンコンコン、とたたきます。
少しずつ穴を開けていくというのが基本です。
穴をあける時には、針が簡単に通るくらいの大きさにしておいてください。

手作りの和綴じをきれいな仕上がりにするためには、いくつかポイントがありますが、決して難しいことではありません。
なによりも重要なのは糸をしっかりと張ることです。

和綴じで製本する時に糸がたるんでいると見栄えも悪くなります。
そしてページが乱れてしまったり、どうしてもだらしのない印象になります。

糸を通すときには糸を常に張った状態にしておくようにしてください。

和綴じだからできる自由なアレンジ


和綴じだからこそできるアレンジ方法もあります。
例えば、表紙の色や柄に合わせて使用する糸の色を変えてみるのはどうでしょうか。
糸を変えるだけですが、冊子の雰囲気はとても大きく変わります。

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