企業や学校でよく作られる冊子って?

冊子は一般企業はもちろん、学校、個人など様々な方が様々な目的で制作されます。
では、今回は企業様、学校関連の方がよく選ばれる冊子についてピックアップしてご紹介します。
企業様に多い冊子の依頼
取扱説明書やマニュアルは企業様からの依頼が多いものです。
取扱説明書・マニュアルは使用するシーンによって、冊子のサイズを決めていきます。
取扱説明書やマニュアルというのは使用方法が記載されているものですので、取り回ししやすいものである必要があります。
大きさはA4サイズで作成されることが大半です。
製本の方法としては、ページ数によって違いはありますが、基本は2つ折りになります。
40ページ以内であれば中綴じ製本ですが、それ以上のページ数なら無線綴じで強度をアップさせることをおすすめします。
手引きやハンドブックも企業内で使用することが多いです。
手引き・ハンドブックというのは必要な情報がピンポイントで掲載されているものです。
そのため、持ち歩きしやすい小さめのサイズになります。
A5サイズでページ数の少ないものが基本になります。 定期刊行物、広報誌は種類が非常に様々です。
季刊誌などは表紙をカラーにしてみたり、定期的に発行するものだからこそ、その都度特徴のあるものにする、というのも面白いですよね。
社内報も形はそれぞれ違います。
1枚もののチラシタイプもありますし、2つ折りタイプもあります。
社内報を作成する場合には、コストについても重視しなければなりません。
カタログ、パンフレットはカラーの表紙と本文によって作られています。
300部程度であればオンデマンド印刷を使用し、300部以上であればオフセット印刷にすると、コスト面と仕上がりにおいてもっとも効率が良くなります。
名簿はエクセルなどで作成をした名簿の印刷をすることもできます。
もちろん、名簿のデータなどは個人情報になりますので、情報は完全に保護されます。
セミナー、講習会において使用するテキストは、バインダーに綴じたり、グループ分けして作成するなど自由度を高くすることができます。
学校や教育関係の冊子
テキストや問題集は、様々な目的で作られ、その内容は複数のカテゴリーによって構成されています。
講師によって、科目によってなど区切りごとに仕切りを入れることでよりわかりやすくなります。
ノートや練習帳は既成品を使用するのではなくオリジナルのものを作ったり、書き込みタイプの練習帳を制作することもできます。
記念誌、周年誌は配布先に応じて色々な製本方法があります。
コスト面を考えて無線綴じを選択する人が増えています。
卒業文集は学校などの教育機関においては欠かせないものです。
文集は手書きの原稿で入稿することが多いです。
写真ページはカラー印刷にすることもできますので、見栄えもよくなります。
名簿は本文用紙に対しては上質紙を使用することがとても多く、データがない場合には原本を原稿にして使用したり、名簿をデータすることもあります。
俳句集や短歌集というのは、つむぎタイプがおすすめです。
カラー表紙を使用するとよくある俳句集、短歌集というよりも見栄えも良く、魅力的な俳句集や短歌集にすることができます。
卒業制作などにおいて絵本を制作することもあります。
絵本を形にするのであれば、少しコストがかかってもハードカバーがおすすめです。
みんなで1つ1つ描いた絵を1つの絵本にするというのもおすすめです。
絵を1つずつスキャンして一冊の絵本に仕上げることで、とても大切な思い出にもなります。
授業などで書き溜めた絵画を1つの作品にまとめる作品集、ポートフォリオはとても人気があります。
複数の絵画、写真などを1つの本に仕上げるだけでも見る人にとって印象がとても大きく変わっていきます。
写真や絵画といった作品はカラーによって表現されていますので、できるだけ発色の良い紙を使用するのがおすすめです。
発色の良い紙といえば、やはりマットコート紙がおすすめです。
マットコート紙を使用することで、写真や絵画などをよりきれいに印刷することができますよ。
同じように個人、仲間、サークルなど1つの単位でつくる小冊子もあります。
内容にあわせて仕様もそれぞれ自由に選ぶことができます。
無線とじで、テキストメインであれば書籍紙、上質紙がおすすめです。
写真がメインになるのであればマットコート紙を使用することでより良い仕上がりになります。
自分史や追悼集といったものも人気があります。
反省の記録であったり、作品などを1つの本にします。
故人を偲んで追悼集を制作する人はとても増えています。
追悼集として俳句集を作成する方も多いですので、できるだけ長期保存ができるように上製本にすることをおすすめします。
このような自分史や追悼集は上製本が基本ではありますが、無線綴じにして見返しをつけるようにすると、記念誌、社史としてもとても素晴らしい出来栄えになりますのでおすすめです。
