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印刷・製本コラム

冊子印刷はどのように綴じるのかも重要

綴じ方

冊子印刷はどのように綴じるのかも重要なポイントです

冊子を作る時には、できあがった冊子が読みやすいのか、読みにくいのかがとても重要なポイントになります。
仮に冊子の出来栄えは文句なしだったとしても、それが読みにくいのであれば意味がありません。
そこで、綴じ方を右にするのか、左にするのかもしっかりとチェックしておく必要があります。
右綴じと左綴じの違いについてご紹介します。

右綴じと左綴じの違い


右綴じでも左綴じでも決まりはなく、どちらでも自由です。
綴じる方向によって値段、作り方が異なりますので自由に決めることができます。

ただ、右綴じか左綴じにするのかを決める1つの要素として、本文の形式があります。
縦書きなのか、横書きなのかによって右綴じと左綴じとの選び方に違いがでます。

本文が縦書きであればやはり右綴じの方が読みやすいですし、横書きなのであれば左綴じが読みやすいです。
では、どうして縦書きは右綴じで、横書きは左綴じが読みやすいのでしょうか。

縦書きであれば自然と紙面の右から左へ目が動いていきます。
それならば次のページへと進む時には右側へとめくる方がスムーズに読み進めることができます。
逆方向へとめくると目線が飛んでしまいますので、スムーズに読むことができなくなってしまいます。


横書きだとどうなるの?


横書きの場合には左から右へと読み進めていきますので、次のページに進む直前、つまり最後の文章はページの右下になります。
にも関わらずページをめくるのが左から右方向になってしまうと不自然で、目線が飛んでしまいます。

そのため、縦書きの文章であれば右綴じの冊子になりますし、横書きの文章であれば、左綴じの冊子になるのです。
もちろん、必ずしもそうしなければならない、というわけではありません。
左綴じの冊子の中にも縦書きのものがあったり、右綴じなのに横書きの部分があったりしますよね。

そもそも、日本語はもともと縦書き文化ですので、縦書きの文章を右綴じにするのが一般的でしたし、未だにその文化は残っています。
しかし、ローマ字やカタカナ、さらにはワープロなど様々なツールが登場したことによって次第に横書きのものが増えてきました。

それが次第に、1冊の冊子の中で横書き、そして縦書きとが混在するようになってきました。
そのため、読みやすいといわれるセオリーはあるものの、右綴じにするのか左綴じにするのかは冊子を作成する人本人の自由です。


結局やっぱり読みやすいのは縦書き?


日本はまだまだ新聞、小説など縦書きで文章を書いてあるものが多いですが、近年ではパソコンによって書かれたブログ、携帯小説など横文字で書かれた文章が増えてきました。
このような携帯小説などが話題となり、書籍化された時にはブログの文章をそのまま表現するために、横文字にしたり、英単語や英文を多用するために左綴じで横書きの冊子も増えてきています。

このようなことからも、日本国内で流通している冊子の大半は、縦書き、右綴じが割合としては多いです。
縦書きの方が読みやすいと思う方も多いですので、初据付などの冊子の作成を印刷会社に依頼する場合には、縦書きのものを選ぶ場合が多いです。

見開き

冊子のノドで読みやすさが変わる?


冊子印刷において忘れてはならないのがノドの位置です。
広告やポスター、パンフレットにはノドがありません。

このノドというのは、冊子の中心部分になります。
冊子を開いた時に接着剤などを使用して紙を綴じている中心の部分をノドを呼びます。

中綴じという方式で留められており、ホッチキス留めの場合には180度開くことができます。
180度開ける中綴じ冊子の場合には、ノドの周辺に文章であったり絵柄があったとして問題なく読むことができます。
ただし、中綴じ冊子の場合、180度開くことはできたとしても、ノドはページが切り替わるために折り目やホチキスがついているので多少読みにくくなります。

文章や絵柄から10mm以内には配置しないようにしてください。

無線綴じと呼ばれる冊子の場合には、ノド付近を接着剤などを使用してページを固めてしまいますので、180度まで開くことはできません。

ノドの位置についてしっかりと考慮したうでデータを作成していんければ、本来は読ませたい文章、絵柄をしっかりと読むことができません。
ノド付近は最低でも20mmは余白を設定するようにすると、ノドで文章や絵柄が読みにくくなることはありません。

このように、冊子の印刷をする場合には綴じ方によって、その冊子の仕上がり自体が大きく影響します。
デザイン性が非常に高く見た目はとても良い冊子だとしても、ページを開いてみると横書きなのに右綴じであったり、縦書きなのに左綴じであったりと読みにくいのでは意味がありません。

また、重要なヶ所であるにも関わらず、ノドが邪魔をして開くことができなければ、冊子としての意味自体がなくなります。
伝えたい重要なポイントなどを漏らさず伝えられるようにするためにも、読みやすさに重点をおいた冊子のとじ方を考えるようにしましょう。

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