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植物図鑑作る方法は?中綴じで簡単につくれる植物図鑑でお散歩が楽しくなる

花屋さん

端で知らない花や草を見つけた時にその花や草は何なのか、子育てをしている方やお散歩が趣味の方など普段からよくお散歩をしている人であれば一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

道端で知らない花を見つけると家に帰ってから図鑑で調べたり、スマートフォンを使って調べたりするというのが多いと思いますが調べて名前が分かった瞬間というのはとても嬉しいものです。

さらにその花がどうしてそのような名前なのかといったその花に関する情報を知ることでまた新しい草花を見つけたいと思ったりドキドキワクワクするものですよね。

小さなお子さんとお散歩をしている時などに「このお花は何て言うの?」と聞かれても答えられなくて困ったことがあると思いますが子供にとっても知らないことを知ることができるチャンスがお散歩の中にはたくさんあります。

しかし見たことがなかった草花を見つけてその名前や詳しい情報を手に入れたにも関わらず、そのまま嬉しかった、すっきりしたで終わってしまうのはとてももったいないです。
せっかくですので自分で見つけた野の花をまとめた図鑑を作ってみてはどうでしょうか。

オリジナルの植物図鑑を作るのはとても大変なように感じるかもしれませんが、実はそんなことはありませんし見つけた草花を自分でまとめて図鑑にするというのはとても楽しいですよ。

何を準備すればいいの?


植物図鑑を作る時には特別なものを準備する必要はありません。
必要になるのはノートやコピー用紙、ボールペンや色鉛筆などです。

植物図鑑を作る時にはたったこれだけで十分ですがもっと華やかにしたいと思うのであれば切り絵をするために折り紙を準備したりマスキングテープで装飾したりといったさまざまなアレンジができます。

一つの植物に対して2ページを使うと分かりやすい図鑑になります。
その花や草が何という名前なのかその花に関する情報や雑学といったものを記載して花がいつ頃咲くのか、花言葉が何なのかなどを記入していきます。

さらにその花を観察して気がついたことや調べた時に手に入れた情報なども記載していくとより充実した植物図鑑になると思います。


図鑑作りで得られるもの


図鑑を作るというのは実はそのものに対する興味や関心をより高めると同時に、思考力や判断力さらには表現力といった力を育てる効果があると言われています。
その花がどうして咲いているのか、その花を図鑑の1ページに取り入れるためにはどのような情報が必要で、どのように表現すればわかりやすいのかといった様々な力を育むことができます。

分からないことや知りたいと思っていることは一体何なのかということをまずは正確に判断し、それをどう図鑑にすれば良いのか全体の構成を考えなければなりません。
そして作った図鑑は必ず第三者に見てもらうようにしてください。

お子さんと一緒に作った植物図鑑なのであれば近所の人やお友達など誰かに見てもらうことによってもっとこうすればよかったなど作った図鑑に対する評価を自分自身で行うこともできます。

花散歩

子供が何かを学びそれを自分のものにする時に何よりも重要になるのが楽しみながら学ぶということです。
ある程度大きくなれば学ぶことによって得られるものがあるというのを理解するため勉強にも積極的に取り組む様になるのですが、小さな頃は学ぶということに対してまだ慣れていません。

だからこそ楽しみながら遊びの延長線上に学びがあるという状態を作ってあげる必要があります。
出来る限り子供の自由な発想を引き出すためには、子供の興味があることを積極的に調べてひとつの図鑑として完成させるというのがとても効果的なのです。
もちろん植物図鑑でなくても自宅にあるものを図鑑としてまとめるのも楽しいです。


例えば、いつも使うもの図鑑です。
家の中で頻繁に使うものをノートにまとめていくだけでもおもしろい図鑑になると思います。

コップや歯ブラシ、リモコンやタブレットPCなど自宅にある様々なものを自分なりにどうしてこのような形になったのかどうして毎日使うのかなどあらゆる角度からそのものに対して疑問を抱き様々な情報を収集すると言う行為そのものに意味がありますので、図鑑に載せるものの対象が何なのかは実は大きな問題ではありません。

自分が疑問に思ったものや関心を抱いた者に対してより深く掘り下げるというくせをつけさせることができれば、それは手作り図鑑に大きな意義があるといえるのではないでしょうか。

もちろんこれらは子供に対して良い効果を発揮するというだけではなく、大人でも手作りの図鑑を作ることで得られるものはたくさんあります。
大人になると新しいものに興味を抱きそのものに対してより深く掘り下げて情報を集めるという行為そのものが減ってくるものです。

だからこそ自分の興味のあることや分からないままで終わらせてしまっているものを調べて図鑑にするというのは大人になってからも好奇心旺盛な行き方をしていくうえで重要なことだといえます。


ノートで手軽に作る図鑑も良いですし、中綴じで作るのも簡単です。
本格的にくるみ製本などで図鑑を作ってみるのも面白いですよ。

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