卒業アルバムや卒園アルバムはくるみ製本で思い出深いものに
2月、3月になると卒業式やお別れ会など、学校や幼稚園などをはじめ様々な場所でイベントが行われます。
卒園式や卒業式のシーズンになると卒業アルバム委員会などの人たちはオリジナルのアルバムを作成するために大忙しになるのではないでしょうか。卒業アルバム委員会の一員であったとしても卒業アルバムを作るのが上手。なのかといえばそうはなく初めて卒業アルバムや卒園アルバムを作るという人も多いと思います。どこから手をつけていけばよいのか分からない、どのようにしてアルバムを作ればいいのか全く見当もつかないという場合に、最低限押さえておくべきポイントがありますのでぜひ参考にしてみてください。
まずは予算を決めることから
卒業アルバムを作るときにまず第一に考えるべきことは、予算をどのくらいにするのかということです。一冊あたりにどのくらいの予算をかけて何冊制作するのかを大体でいいので算出していきます。
そもそもアルバムというのはサイズやページの枚数、そして製本方法によって値段は全く違ってきます。卒園アルバムを制作した場合にどのようなアルバムであれば購入者が満足できるのか子供達にとって魅力的なアルバムになるのかといったものを把握することから始まります。委員会の中である程度想像するというのも良いのですが、思い切ってアンケートを取ってみてはどうでしょうか。一冊あたりの値段がどのくらいなのかどのようなアルバムにして欲しいのかということをアンケートで募るとより魅力的なアルバムを製作できるはずです。また制作する冊子の数はクラスの人数やクラスの数を参考にある程度決めておきます。クラスや組ごとに作るのであればそのクラスの人数を把握すればある程度目処が立ちます。これらの点を押さえておけば大まかな予算を算出することができます。
アンケート回収してみてどのようなアルバムにすれば良いのか方向が決まったらその希望に沿ったアルバムを制作できるサービスや製作方法について考えていきましょう。
イベントやアルバム完成時期を決める
ページ数やアルバムそのものの構成を考える上でやはり大きな軸になってくるのが学校や幼稚園などで行われる年間のスケジュールになります。幼稚園や学校の年間行事をしっかりと把握することによってアルバムに載せたい写真を明確にすることができます。ここで選んだイベントをひとつの軸としてそこから少しずつ他にも載せたい写真などを決めていきます。イベントを軸にせずに載せたい写真だけをどんどん選んでいくと膨大な枚数になってしまったり、最終的にこれだけは乗せておきたかったという写真を載せられずに終わってしまうこともあります。
そしてアルバムは卒園式や卒業式の当日に渡すのかそれとも少し日にちを開けてから渡すのか、場合によっては卒園式や卒業式よりも前に渡すこともあります。卒園や卒業アルバムというのは必ずしも当日に渡すのかと言えばそうではありませんので、いつ渡すのかを明確にしなければ製本を依頼する場合にも予定が合わずにギリギリになってトラブルが起きてしまいます。卒業アルバムを渡したい日に卒業アルバムができていないとなると大変な問題になりますのでいつ渡すのかというのは必ず早い段階で明確に決めておいてください。
読んだ人が楽しめる内容にする
卒業アルバムは卒業アルバムを受け取った人が読んだ時に楽しめるものでなければなりません。そんなことは当然だと思われるかもしれませんが意外にもこの点を理解しているつもりでありながら実際に受け取った卒業アルバムがあまり面白くなかったり見応えがないものだったりというのはよくあります。
読んだ人が楽しめる内容であり嬉しい内容にするためにはまず絶対に欠かせないことがあります。それは子供たちの自然でありなおかつ表情豊かな写真をできるだけ多く使うということです。集合写真を撮った時は子供が明らかにカメラを意識しているような表情というのもあって良いのですが、そのような写真ばかりであればどうしても面白さに欠けてしまいます。いかにも綺麗な写真というものだけではなく、子供たちの楽しんでいる姿や場合によっては悲しんでいる写真などもアルバムの中に入れておくようにするとより思い出深いアルバムになります。
またアルバムの中に将来の夢や自分の好きなことなどを特集したページがあるのも面白いです。幼稚園の子供の場合には将来の夢といっても全く明確には決まっておらず場合によってはテレビで見るヒーローや果物になりたかったり野菜になりたいというような面白い発想をする子もいるでしょう。
そのような特集ページを組むだけでもただ写真を見続けるより子供にとってもそして親にとっても楽しいアルバムになるのではないでしょうか。
卒業アルバムは一生大切にしたくなる思い出がたくさん詰まったものです。
内容は楽しいものにしてそしてくるみ製本などである程度高級感がありそして耐久性の高いものにしておくと長期的に思い出の品として大切に保管することができますよ。